2006.10.12 更新

 

竿々学々(実釣編)

−父君と師匠の影響ですっかり釣りに目覚めたS嬢。『実釣編』では、
釣りや魚を「知る」ことから、「実釣体験」を目指すことに…。(毎週木曜更新)−

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■御宿沖・ライトタックルのマダイ釣り―瀬戸内漁師の擬餌―

マダイ

―― 師匠、ラバージギングのマダイ釣りって知っていますか。

「ああ、関西で火が付いたライトタックルの釣りだろう」

―― 流石ですね。最近、関東でも乗合船を出している所があるって聞いたんですが、具体的に知っていますか。

「ああ、御宿岩和田港の船宿が1軒だけ船を出している。そこの船長は、12、13年前からルアー船に熱心に取り組んでいた船長で、関西で行われていたラバージギングに魅せられて、今年の夏から始めたようだな」

―― へ〜、そうなんですか。ラバージギングって一体どんな釣りなんですか。

「元々は、瀬戸内の漁師が使っていた擬餌だったんだが、それを改良する格好で作られたメタルジグにラバーのヒラヒラを付けた物を使う。重さは50〜80gってところだな」

―― 50〜80gですか。随分軽いんですね。

「ああ、そのため、ラインはPEの1号前後と目一杯細いものを使う。ロッドも6フィート前後のタチウオ用やシーバスロッドが基本だな」

―― そんな細いタックルでマダイが釣れるんですか

「ああ、リールのドラッグ調整とPEラインとフロロカーボン3、4号のリーダーを結ぶラインシステムさえしっかりやっておけば、5kgオーバーのマダイでも十分釣り上げられる」

―― ラインシステムですか…。

「そうだ。沖釣りファンには馴染みのない言葉だが、ようは道糸とリーダー、イヤ、先糸の結び方のことだ」

―― それは、私にも出来るんですか。

「勿論、ただし、かなり細いラインなので、しっかりマスターしておかないと、せっかく大型が掛かってもバラしてしまうことになるからな。詳しい奴に教わっておけ」

―― 分かりました。シーズンは、いつごろまでなのですか。

「真夏の一時期を除けば、ほとんど周年楽しめるはずだ」

―― これから、秋のシーズンですよね。大型をゲットするチャンスですよね。

「その通りだ。お前は性能のいいベイトリールもタチウオロッドも持っていたよな。一度腕試しに行って来たらどうだ」

―― ええ、是非やってみたいです。

「そこの船長が、誰にでも簡単に出来るラインシステムを教えてくれるそうだから、それもしっかり覚えて来い」

―― はい。分かりました。