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2006.9.7 更新 竿々学々(実釣編)−父君と師匠の影響ですっかり釣りに目覚めたS嬢。『実釣編』では、 ■東京湾・中ノ瀬のアジ釣り―釣り味、食味共抜群!―
―― 師匠、師匠、耳寄りな情報を聞いて来ましたよ。 「一体何だ」 ―― 何と30号のビシでアジを釣るって言うんですよ。それもほとんどが20cm以上の中アジだっていうから凄いでしょう。 「ああ、中ノ瀬のライトタックルのアジだろう」 ―― 何で知っているんですか。父が通っている横浜の船宿で乗合船を出しているって聞いたばかりなんですよ。 「お前は、知らないだろうが、その昔、東京湾では水深の浅い所を中心に30号前後のビシを使ってアジを釣っていた時期があったんだ。しかし、その道具立てでは、釣れるポイントが限られるので、徐々にビシが大きくなり、現在のようにアジのビシと言えば、100号以上が当たり前になったんだ」 ―― へ〜、そうなんですか。それじゃ、昔のスタイルに返ったってことなんですね。 「その船宿の船長が、そのことを知っているかは分からないが、8月の半ば頃から、中ノ瀬でライトタックルの中アジを狙っている船がいるって話は聞いていたんだよ」
―― 本当に、釣りに関しては地獄耳ですね。 「現在、アジが釣れている中ノ瀬の水深はせいぜい15m前後だから、キス竿やシーバスロッドなんかでも楽しめる。30号のビシでその水深から20cmオーバーのアジを釣ってみろ、半端じゃなく引くぞ。しかもサイズは20〜25cm中心と言うから、最もアジらしい食味抜群なサイズだ。つまり、釣り味、食味共抜群ってわけだ」 ―― へ〜、そんなに引くんですか。 「浅場でハリに掛かった魚は、横にも走る。ビシが重ければ、それを引っ張りながらだから、大したファイトに感じないが、30号のビシなら、走り回っちまうからな」 ―― 成る程、そういうことですか。それで父達が興奮していたんですね。 「浅場のアジは、どうしても釣果にムラが出やすいが、今シーズンは、相当魚影が濃いみたいだから、ちょっと条件のいい日に当たれば最高のファイトを堪能出来るはずだ。是非行って来い」 ―― 勿論です。もう予約しましたよ。 「アジのベストシーズンはこれからだからな。まだ2ヶ月は楽しめるはずだ」 ―― 少し腰の強いシーバスロッドがあるので、それを持って行ってきます。 「行ってきたら感想を聞かせてくれ。感激するはずだ」 ―― はい。分かりました。 ![]() |
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