2008年05月09日 更新

【BOX】全員が計量一発クリア!女子プロ旗揚げ戦9日ゴング

対戦相手のナタリー・ブラウンはムキムキの力こぶを披露(撮影・大里直也)

対戦相手のナタリー・ブラウンはムキムキの力こぶを披露(撮影・大里直也)

計量を一発でクリアし、ファイティングポーズを取る風神ライカ(撮影・大里直也)

計量を一発でクリアし、ファイティングポーズを取る風神ライカ(撮影・大里直也)

 日本ボクシングコミッション(JBC)が認可した女子プロの旗揚げ戦「G Legend JPBA 女子プロボクシング立ち上げ記念興行」(9日、東京・後楽園ホール)の計量が8日、東京都内で行われ、元世界3階級制覇の風神ライカ(32)=山木=ら出場20選手全員が一発でクリアした。女性ならではのボクシングがベールを脱ぐ。

 ボクシングならではの男臭さが、この日の計量会場にはなかった。パンツ1枚、ときにはパンツを脱いで計量に臨むこともある男子だが、女性選手はおしとやかだ。ジャージー、Tシャツ、レオタードなど思い思いのウエアで次々とスケールに乗り、計量をクリアした。

 「ようやく日本の女子も、海外みたいに注目される計量ができるようになった。うれしいです」と喜んだのは、国外で世界戦を経験したライカだ。JBCが公認するまでの計量は、ジムの片隅などでひっそりと行われていた。しかし、公認後初の計量にはテレビ、雑誌など約70人の取材陣が駆け付けた。

 20人が計量に臨み、オーバーした選手はゼロ。選手が裸にならなくてもすむように、JBCは重さが定まった服を用意。いざとなったら着用させ、スケールの表示から服の重量を差し引く予定だったが、そんな心配は無用だった。フライ級は50.8キロなど各階級とも体重のリミットは男子と同じで、過酷な減量を行っていないのが実情だ。

 それだけに選手たちに悲壮感はなく、ライカは「減量は6キロぐらいで、あまりきつくない。これからケーキを食べに行く」。競技としては同じでも、男子と女子では計量後の食事など、多くの面で違いがあるようだ。

(伊藤隆)

■女子ならではのルール

 ◆試合時間 男子の1ラウンド3分に対して、女子は2分。旗揚げ戦ではメーンなど6回戦が5試合、残り5試合は4回戦。
 ◆服装 袖のない上着、胸部を保護するチェストガードの着用が義務付けられる。髪を固定しなければならない。過度な化粧は禁止。
 ◆妊娠検査 試合の14日前まで妊娠検査を行い、その結果を試合前日までにJBCに提出する必要がある。