2008年05月08日 更新
【BOX】協栄ジム提示の契約解除合意案、亀田家は保留

契約解除問題が大きく揺れた。どこへいく、亀田一家…。左から興毅、父・史郎さん、大毅
プロボクシング「亀田3兄弟」の長男・興毅(21)、次男・大毅(19)と、所属する協栄ジムが進めていた契約解除問題が7日、“先送り”された。亀田家は同日、日本ボクシングコミッション(JBC)を通じて、同ジムから契約解除を前提とした合意を求める文書を受け取ったが、提示条件などが折り合わず、態度を留保した。契約を解除し、17日にメキシコで試合を計画していた興毅の海外デビュー戦も、不透明となった。
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亀田一家にとっては、「想定外の一発」を浴びたかたちとなった。協栄ジムから提出された契約解除に合意を求める文書には、ジム側の主張が盛り込まれ、兄弟の残留についての項目は記載されていないという。
これを受け取った亀田側は「合意には至らず、検討中」とのコメントを出し、この日、JBCに契約解除の決定を伝える予定が先送りされた。
練習環境や兄弟の管理について亀田家との軋轢(あつれき)が表面化した協栄ジム・金平桂一郎会長(42)は4月下旬、亀田家の関係者と協議し、契約を解除する意思を示していた。
ところが、協栄ジムがJBCに提出した文書はあくまで「合意案」で、「内容については正式に決まるまで話せない」(協栄ジム)とされ、亀田家も対応を留保した。
興毅は、協栄ジムからの離脱が正式に決まり次第、17日にメキシコで行われるWBA、WBC世界Sフライ級王座の統一戦のアンダーカードに出場するプランを進めていた。契約解除の協議が長引けば、計画が消滅する可能性もあり、改めて協栄ジムと話し合うという。
★金平会長、姿見せず
都内のJBC事務局には協栄ジム・篠田トレーナーが訪れ、合意案を示した文書を託した。契約問題の責任者である金平会長は姿を見せず、正式合意まで口を閉ざすという。本来は選手の契約問題に関与しないJBCを介在させてジムの意向を亀田側に伝えるなど、話し合いが順調ではないことをうかがわせた。JBC・安河内事務局長は「(JBCを通じた提示は)両者のコミュニケーションが難しいという環境があったと思う。(文書の)内容をどうこう言う立場ではない」とした。







