2008年04月23日 更新

【BOX】国内最年長の世界王者誕生か!?バレロVs嶋田

36歳。国内最年長の世界王者を目指す嶋田(右)。左は米倉会長(撮影・伊藤隆)

36歳。国内最年長の世界王者を目指す嶋田(右)。左は米倉会長(撮影・伊藤隆)

 36歳にして初めての世界戦へ臨む、挑戦者・嶋田雄大が22日、都内のヨネクラジムで会見し、「20年越しの夢。あきらめずにやってきてよかった。執念というか、何としても(王座を)獲りたい」。プロ27戦目で決まった夢舞台。会見中に感極まって、涙を浮かべて意気込んだ。

 王者エドウィン・バレロと当初対戦する予定だった同級1位イスラエル・ペレス(アルゼンチン)が、ひざのけがのため辞退。嶋田にチャンスがめぐってきた。世界挑戦を実現させるため、04年11月に5度防衛した日本ライト級王座を返上。一度はバレロとの対戦(07年1月)が内定したが、その3カ月前に右手人さし指を骨折し、試合はキャンセルされた。その後も夢を捨てず、バレロと契約する帝拳ジム・本田明彦会長に対戦を熱望する手紙を何度も書き、実現させた。

 「いかにバレロに勝てるかを考え、精神統一している」。王座奪取がなれば、WBC世界フェザー級王座を獲得した越本隆志(35歳25日)を抜く国内最年長の世界王者になる。

■嶋田 雄大(しまだ・たけひろ)

 1971(昭和46)年8月13日、富山市生まれ、36歳。96年アマチュア全日本社会人選手権Sフェザー級で3位となり、97年6月プロデビュー。02年3月、日本ライト級王座を獲得。04年11月に5度防衛した同王座を返上。1メートル70。右ボクサーファイター。