プロボクシングのWBA世界女子ミニマム級王者・多田悦子(28)=フュチュール=と、WBC世界女子Lフライ級王者・富樫直美(34)=ワタナベ=が、12月6日に大阪・南港ATCホールで2冠をかけて対戦することが8日、発表された。
異なる団体、階級の日本人世界王者が、王座を保持したままタイトル戦を行うのは男女を通じて初めて。試合は富樫がミニマム級(リミット47.6キロ)に落として行われる。WBA、WBCからも承認が得られ、試合の勝者はそれぞれの王座を防衛し、さらに2階級制覇となる。アマチュア時代の06年3月の対戦では、多田が3回判定勝ちしている。
両者はこの日、都内で会見し、普段はトレーナーとして働く多田は「女子ボクシングを盛り上げたい」。助産師ボクサーの富樫は「ハートの強さは誰にも負けない」と意気込んだ。両陣営のミーティングで、1ラウンドに3度ダウンすると自動的にKO負けとなる、WBAのスリーノックダウン制が採用されることが確認された。