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拳王、後楽園ホールで前王者ハヤトと初防衛戦

2009.10.9 12:13
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拳王、後楽園ホールで前王者ハヤトと初防衛戦
タイトルは渡さないと自信満々の東北ジュニア王者の拳王【フォト】

 みちのくプロレスの東北ジュニアヘビー級第12代王者・拳王(24)が、12月12日の後楽園ホール大会で初の防衛戦に臨む。前王者・フジタ“Jr.”ハヤト(22)の挑戦状に快諾したもの。みちプロ新時代の到来を彩る2人のバトルから、目が離せない。

 初の防衛戦が決まった拳王が、早くも打倒・ハヤトにアドレナリン全開だ。深紅のコスチュームさながらにベルト死守へ熱き血が煮えたぎる。

 「トップの自分が、みちのくの絶対的存在になっていかないとね。だからハヤトくんにはよろこんで胸を貸します。絶対に負けませんから」

 拳王は昨年6月20日を最後に1年間の武者修行に出た後、今年9月5日の岩手・矢巾(やはば)大会で復帰。しかも凱旋第1戦で超異例となるタイトル試合に挑戦し、ハヤトと激突。25分58秒の激しい打撃戦の末、KO勝ちで東北ジュニアのタイトル初戴冠となった。

 「年間300試合をこなしてきた武者修行での成果が、9月5日の試合で存分に出せた。当然、次も容赦なくいく」と王者の貫禄を見せる。

 一方、挑戦状をたたきつけた前王者のハヤトも奪還に自信満々。「前回敗れた怖さもあるが、それをわかった上で、いい内容の試合をしたい。拳王がチャンピオンづらしているのも、今のうちだよ」と挑発し、「勝つために、やるべきことはわかっている。スパーリングでも何でも、拳王をとことん意識してやっていく」と、徹底研究して挑む構えだ。

 華麗な空中技など、メキシカンスタイルの『ルチャ・リブレ』がベースのみちのくプロレス。しかし拳王とハヤトは、派手な打撃戦を得意とする。今までの団体色とは異なる強烈な個性を持ち合わせる、みちプロ新世代のライバル対決。12・12。後楽園のリングで、好敵手同士が、再び火花を散らす。

(山下千穂)

拳王(けんおう)

本名は中栄大輔。1985(昭和60)年1月1日、徳島県徳島市生まれの24歳。3歳から日本拳法を始め、徳島東工高(現徳島科技高)時代の03年に全日本拳法総合選手権で史上最年少優勝。05年に日本拳法世界王者。06、07年に全日本学生拳法個人選手権大会で2連覇。08年3月2日、みちのくプロレス徳島大会(対アレクサンダー大塚)でプロデビュー。今年9月5日に東北Jr.ヘビー級第12代王者になる。明大卒。1メートル74、90キロ。


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