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【私も釣~リスト】元タカラジェンヌ・中原由貴、ひとつテンヤでマダイ挑戦!

【私も釣~リスト】

元タカラジェンヌ・中原由貴、ひとつテンヤでマダイ挑戦!

良型のウッカリカサゴを手にウットリ(?)する中原由貴=外房・大原沖

良型のウッカリカサゴを手にウットリ(?)する中原由貴=外房・大原沖【拡大】

 芸能界の釣り人を紹介する「私も釣~リスト」に、元タカラジェンヌが初登場です。煌月爽矢(あきづき・さや)の芸名で、宝塚歌劇団月組の男役として活躍した女優、中原由貴(31)。“芝居の月組”出身だけに2016年の退団後も舞台を中心に活動している。東京湾を中心に船釣りを楽しんでおり、今回は初めて外房へ。千葉県いすみ市・大原『長福丸』からひとつテンヤでマダイを狙った。

 ウネリで船が揺れる中、竿を出す姿勢は、清く正しく美しかった。ピンと伸びた背筋は、さすが元タカラジェンヌ。底ダチの取り方を野口智宏船長に教わっている最中にアタリが。叩くような引きで25センチのウッカリカサゴが登場。さらに底ダチを取った瞬間にヒットし、35センチとサイズアップした。

 「底付近でガツンと来ました。2尾目はマダイかと思ったのですが、カサゴでもうれしい。竿に集中してウネリを忘れていました(笑)。童心に帰って、ワクワクする気持ちは心が若くいられる感じがしますね」

 宝塚歌劇団といえばマダムに人気が高いが、釣りを始めるきっかけはおじさんだった。祖父は鹿児島県奄美大島出身。宝塚入団前から島へ行けば「親戚のおじさんに船を出してもらい、オジサンという魚を釣っていました」。在団中は多忙のため釣りする機会はなかったが、2年前の退団後に新たな趣味を見つけようと、船釣りへ。一人で乗り込むと「周りのおじさんたちが親切に教えてくれた」といい、釣りにハマっていったという。

 都内在住とあって、もっぱら東京湾の船宿でアジやシロギス釣り。今回は初の外房で、ポイントはベテランでも二の足を踏む水深100メートル。最初は150グラムのタイラバで挑んだが、アタリを取っていくのが好きだからと遊動式ひとつテンヤ20号に切り替えた途端、連チャンにつながった。さらに20センチのキダイがヒット。サバの邪魔も何のその、大原沖を楽しんだ。

 宝塚時代の芸名は煌月爽矢。煌(きら)めくという字を入れたくて画数で決めた。「巻き上げて、水面下で魚が煌めく瞬間がエキサイティング」といい、いまや「煌」は釣りのために存在しているようだ。「着底した最初が勝負ですね」とコツをつかみ、潮の流れが速い悪条件も、まめに入れ替えて底ダチを取ってはヒットにつなげた。煌めく魚を楽しみ、46センチ、1・5キロのウッカリカサゴ、33センチの立派なキダイもゲットした。

 本命の“魚の王様”には出会えなかったが、船長に「この水深は極端に深かったが、今後は徐々に浅くなり、釣りやすくなります。秋は水深10メートルで数が釣れますよ」と教わると、「いい情報ですね。ぜひ」とリベンジを決意。花月雪星宙の5組ある宝塚歌劇団を離れ、いまは“魚組”で釣りにご執心だ。(松原輝明)

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  • 惜しい、マダイじゃなかった。良型キダイでも笑顔が咲く
  • 姿勢正しく、釣りをする中原由貴。奥は野口智宏船長
  • 2011年3月、宝塚歌劇団の新人公演で初主演したときの初々しい中原
  • 当日の仕掛け
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