2018.5.13 05:00

【甘口辛口】大谷とともに米国を熱狂させるのはインディ王者の佐藤琢磨

【甘口辛口】

大谷とともに米国を熱狂させるのはインディ王者の佐藤琢磨

佐藤琢磨(左)とエンゼルス・大谷

佐藤琢磨(左)とエンゼルス・大谷【拡大】

 ■5月13日 あれからもう1年になる。昨年5月29日、世界三大自動車レースの一つ「インディ500」でアジア人として初優勝した佐藤琢磨が、前年王者として連覇に挑む。今年の決勝は現地時間27日だが、米国ではこれから半月以上にわたって「500」で盛り上がるというから、われわれの想像を超える。

 車好き米国人の聖地であるインディアナポリス・モーターウエーの5月のスケジュールはこんな感じだ。まず11、12日にロードコースを使って前哨戦「インディカーGP」の予選と決勝がある。そして15日には早くも伝統のオーバル(楕円)コースで「500」の練習走行が始まり、連日大観衆でにぎわう。

 決勝のスタートグリッドを決める予選は20日。そこから本番まで1週間もあり、何をするかというと、初めて「500」を走るルーキーの紹介や、歴代王者大集合、クラシックカーレース、地元大学のパレードなどなど、まさにお祭り。前年王者は引っ張りだこで忙しいだろう。

 佐藤は「500」を含む今季のインディカーシリーズで、4戦を戦って12位、11位、21位、8位。昨年からチームを移り、接触や作戦ミスもあって結果が出ていない。ただ第3戦は接触がなければ表彰台も可能な速さを見せ、第4戦では雨の中、予選18位から22周で8位まで上がった。

 “凱旋”にあたって佐藤は、「インディカーGP」で「500」のトロフィーを模した特製ヘルメットで走り、終了後はオークションにかけて収益を自身の東日本大震災復興支援プロジェクトに寄付する。大谷の二刀流に熱狂する西海岸に続いて、今度は中西部をサムライドライバーが再び熱くさせてほしい。 (親谷誠司)

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