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高木さんV!アジ1010グラム 東京湾奥地区大会

高木さんV!アジ1010グラム 東京湾奥地区大会

高木洋さん

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 「サンスポフィッシング・チャレンジ2018」のワンデー・東京湾奥地区大会が4月29日、5軒の船宿から5隻94人が参加して開催された。LT(ライトタックル)で狙う大型アジ3尾の総重量制で争われ、『伊藤遊船』の高木洋さん(59、墨田区)が1010グラムをマークして優勝。ボーナス船制度からは『内木丸』の熊川英夫さん(75、千葉市)が勝ち上がり、揃って11月開催予定の「チャンピオンシップ(CS)」出場権を獲得した。

 春の嵐で4月15日から延期されて開催となった大会は、暑いぐらいの晴天に恵まれた。午後2時、表彰式会場に次々と参加船が到着。船長らは「活性が低くてね。参ったよ」と、揃って浮かない表情だ。魚の反応はあるものの口を使わない。参加者たちも困難でくじけそうになったという。規定の3尾クリア率は約79%。厳しい数字が、それを表している。

 本検量に持ち込まれるアジは25センチ前後が主体。3尾で計500グラム前後が続く。しかし、高木さんが手にした検量袋には、対角線上にアジが3尾。最大34センチを含め30センチ級が揃ったため、斜めにしないと収まり切らないのだ。参加者も審査員も本検量を見守る。電子量りの4桁目が点灯、「1010グラム」が表示された。勝負あり。唯一のキロ超え、2位に432グラム差を付けての圧勝劇だ。

 大会は午前8時30分にスタート。5隻は本牧沖や川崎沖、八景沖など、それぞれ“ここぞ”と目論んだポイントで開始の合図を出した。食いが渋く良型の確率も低いと判断した田島定行船長が勝負を掛ける。11時過ぎ、川崎沖のストラクチャーに囲まれた場所に移動。操船が難しく、釣り人にとっても竿を出しにくいポイントだが、経験から大型が出ることは分かっていた。ドンピシャリ。その期待に応えた高木さんが、ポンポンと連続して30センチ級をゲット。隣の中山幸一さん(48、松戸市)も良型で続き、全体では2番目となる910グラム。船長と参加者の思いが一致、風が強くなるまでの30分間のワンチャンスをものにした。

 釣り歴5年の高木さんは、アジやシロギス、カワハギなど「食べておいしい釣りが好き」と笑う。この日は、アジ釣りのセオリー通りに指示ダナを厳守。ゆっくり誘うことを心がけたという。過去に5、6回サンスポ大会に出場。初優勝に「ポイントに連れて行ってくれた田島船長のおかげ。それに尽きます」と言えば、田島船長は「そこで釣ってくれた高木さんのおかげ」と返す。船長と釣り人の“相思相愛”が制した大会。やっぱり最後に愛は勝つ!

 ★総合優勝=高木洋さん

 「技を競えるので、大会が大好き。先月の八景&安浦イシモチ大会も出ましたが、サンスポ大会は船別3位が最高。前に立って表彰されるのは気分がいい。うれしいですね! 抽選で釣り座が右舷の前から2番目。ちょっと場所が悪いかなと思いましたが、田島船長が果敢に攻めてくれたおかげですよ。隣の人も大きいのを上げていましたから、本当に船長の狙いがすごかっただけ。魚をさばくのも好きなんで、刺し身やフライで奥さんと祝杯をあげますよ」

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