2018.5.5 05:00

【甘口辛口】締まりない感ぬぐえないTOKIOメンバー4人の会見…とはいえ仲間に恵まれている山口

【甘口辛口】

締まりない感ぬぐえないTOKIOメンバー4人の会見…とはいえ仲間に恵まれている山口

 ■5月5日 泥酔して自宅に女子高生を呼び出し、無理やり…。この10日間、新たな動きがあるたび、同様の文章を記事にせざるをえなかった。TOKIOの山口達也(46)が強制わいせつ容疑で書類送検され、起訴猶予処分となった事件。夢も未来もある未成年の被害者に、悲しみの上乗せをしたのではと胸が痛む。

 バツイチの山口は今、酒を断つ環境に身を置くためと心身疲労の回復のため、親と兄の世話を受けながら入院中という。世の中の多くがGWの休日を楽しむ中、いま何を思うのか。本来なら、仕事に加え、趣味のサーフィンを楽しむところだろうが、被害者とその家族を思い自らを見つめ直しているのだろうか。

 ただ、振り返って、山口が事件の発覚した翌日に単独で謝罪会見を開いたこと自体はうなずける。その中身がTOKIOに戻りたいとか、酒を「今は」やめるとか、自らに対して甘いものだったのはあきれるが、少なくとも被害者と周囲への反省と誠意はにじみ出ていた。

 しかし、連帯責任で他のメンバー4人が会見したのには驚いた。5人の平均年齢は働き盛りの43歳。無期限謹慎処分となった山口に対し、一般企業なら自己責任と突き放すのがオチだろう。しかも、山口から出されたという辞表の扱いが決まらない段階での4人の会見は、締まりのないものになった感が今もぬぐえない。

 とはいえ、仲間に支えられる山口はなんと恵まれていることか。今は断酒して健康を取り戻すのが大前提だが、心を一新し目に見える何らかの努力をして生まれ変わったときには…。リーダーの城島茂(47)は、保留している山口からの辞表を本人の前で破り捨ててもいい。そんな気もしてきた。(森岡真一郎)