2018.5.4 05:00

【甘口辛口】球場が一体感に包まれる…日本ハム・清宮の「選曲」の妙に感心

【甘口辛口】

球場が一体感に包まれる…日本ハム・清宮の「選曲」の妙に感心

電光掲示板に映し出される日本ハム・清宮=札幌ドーム

電光掲示板に映し出される日本ハム・清宮=札幌ドーム【拡大】

 ■5月4日 ア・ロング・タイム・アゴー・イン・ア・ギャラクシー・ファー・ファー・アウェー…(遠い昔はるかかなたの銀河系で…)。映画「スター・ウォーズ」シリーズの冒頭に必ず出てくる言葉だ。ファンの間では有名だが、第1作公開の7年後に製作された「パリ、テキサス」で7歳の子がこのせりふを言うシーンを見て、「スター・ウォーズ」が米国の国民的映画であることを実感した。

 2日に1軍デビューしたプロ野球・日本ハムの清宮幸太郎が、「スター・ウォーズ」のテーマ曲にのって打席に立つと、いきなりフェンス直撃の二塁打を放った。そのスター性に改めて目を見張るとともに選曲の妙に感心した。

 「ア・ロング・タイム-」の言葉以上に全世界に浸透しているのがテーマ曲。日本でも子供からお年寄りまで誰もが聞いたことのある有名な曲を使うことで、球場が一体感に包まれることを清宮は、おそらく無意識のうちに分かっている。

 選曲の理由は本人いわく「みんな知っている、ファイターズっぽい曲。自分自身も盛り上がる。打席に入るとき、高揚感がある」。どこにファイターズらしさを感じたかは不明だが、映画に出てくる戦闘機の名前に「Xウイング・ファイター」「タイ・ファイター」というのがある。そこからの連想だろうか。

 遠い昔はるかかなたの銀河系の出来事ではない。清宮は今、地球(日本)で大打者への第一歩を記した。誰もが知っている曲で登場する清宮が、映画と同じく大ヒットを放ち続けることができるか。将来、打席に立つだけで投手を震え上がらせるような存在になったときには「帝国のマーチ」、別名「ダース・ベイダーのテーマ」で登場してほしい。 (鈴木学)

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