2018.4.28 05:00

【甘口辛口】山口達也の「『今は』絶対飲まない」という言葉に『いつかは』の思いが透けて見えた

【甘口辛口】

山口達也の「『今は』絶対飲まない」という言葉に『いつかは』の思いが透けて見えた

 ■4月28日 ♪チョイト一杯のつもりで飲んで…の歌い出しで知られる故植木等のコミカルソング「スーダラ節」。昭和30年代に大ヒットしたこの歌を聴くたび、酒にまつわる失敗を苦笑いしながら自分と重ねる御仁は多いだろう。が、人気グループ、TOKIO・山口達也(46)の未成年に対する残念な行為は、まったく笑えない。

 女子高生を自宅に招き無理やりキスなどをしたとして今月、警視庁に強制わいせつ容疑で書類送検された。しかも行為に及んだのは今年2月、酒の過剰摂取による肝機能障害で入院していた病院から退院した日だった。山口は謝罪会見で「退院したし、お酒をちょっと飲もうかなという気になってしまいまして…」と述懐した。

 それ自体、意志薄弱。焼酎1本を飲むうち泥酔して女子高生を呼び出したとあっては、トップアイドルが聞いてあきれる。そのうえ、今後の飲酒について聞かれると、「『今は』絶対飲まない」。「今は」という言葉に、「いつかは」…の思いが透けて見えた。肝機能障害による入院は、2年前の離婚後に続き2度目だった。  本人はアルコール依存症を否定したが、所属事務所からは飲み過ぎと飲み方を注意されていたという。事務所から無期限謹慎処分を下された今、時間はたっぷりある。まずはアルコール依存症専門のカウンセラーや医師の診断を受け、結果次第では永遠の断酒を試みるのが先決ではないか。そうでないと、周囲やファンからの信頼は取り戻せまい。

 ちなみに、植木等は体質もあるのだろうが酒は飲まなかった。それでも、2007年に80歳で死去するまで、日本中を楽しませてくれた。山口には偉大な先輩を見習ってほしいものだ。 (森岡真一郎)