2018.4.8 05:00

【甘口辛口】大谷のブレークの影に隠れたプホルスとトラウト…そろそろ本領発揮を見たい

【甘口辛口】

大谷のブレークの影に隠れたプホルスとトラウト…そろそろ本領発揮を見たい

 ■4月8日 イチローが入団した2001年のマリナーズ打線の3番・DHは、エドガー・マルティネス(現マ軍打撃コーチ)という名選手だった。右打者ながら通算打率・312、首位打者2度。マリナーズ一筋18年の大半をDHで過ごし、引退後の2004年にはア・リーグの「最優秀DH賞」が「エドガー・マルティネス賞」に改称された。

 今年1月には背番号11がマリナーズの永久欠番になった。大きく華麗なスイングで、バットコントロールと選球眼も抜群。01年当時38歳だったが、イチロー入団のおかげでテレビ中継が激増し、日本にいながらにして、伝説のスイングをたっぷりと脳裏に焼き付けることができた。

 4番オルルド、5番ブーンとの渋いクリーンアップ。20勝した左腕モイヤーに、クローザーは魔神・佐々木。史上最多タイの116勝(46敗)を挙げた01年のマリナーズは強かった。松井秀喜氏が入った03年のヤンキースはさらに豪華でB・ウィリアムズ、ジーター、ジアンビ、ポサダ、クレメンス、リベラ。メジャー観戦の醍醐味が詰まっていた。

 大谷翔平のエンゼルス入団で実現したことの一つが、超大物2人をテレビで常時見られることだ。10年連続3割30本100打点を記録した38歳のプホルスと、26歳にしてすでにMVP2度のトラウト。新旧のメジャー最高打者2人が同じベンチにいる。大谷もうれしいだろうが、われわれもうれしい。

 プホルスもトラウトも、ここまで打率2割台前半、本塁打は1本と2本。意外な低調ぶりは、まさか打ちまくる二刀流にあおられているのではあるまいね。それはそれで痛快だが、そろそろ千両役者の大爆発を見たいなあ。 (親谷誠司)

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