2018.3.29 12:00

【竿々学々】神奈川県・三浦沖のイワシ・メバル好調! スタート遅れも食い活発

【竿々学々】

神奈川県・三浦沖のイワシ・メバル好調! スタート遅れも食い活発

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竿々学々

 ――師匠、神奈川県の三浦半島の先端辺りでイワシ・メバルが好調と聞いたんですが、どうなんですか。

 「おお、今シーズンは厳冬だった影響もあって餌のカタクチイワシ(シコイワシ)が中々獲れず、スタートが遅れたんだが、魚影も濃く、食いも活発なようだな」

 ――ライブベイトの釣りって本当に面白いですよね。特にイワシは繊細な釣り味も相まって、私の中では、最上級の釣りなんですが、師匠も好きでしたよね。

 「ああ、生きた魚を餌にした釣りが面白いと言うのは、人間の残虐さの表れだが、俺の中でも最上級に面白く、好きな釣りだ」

 ――以前、師匠に聞いたことがあったじゃないですか。これまでやった釣りの中で一番面白かったのは、どんな釣りでしたって。その時、師匠は何と答えたか覚えていますか。

 「ああ、勿論。ニュージーランド・北島北端沖のタスマン海でやった活アジを餌にした完全フカセ釣りだ。今でもあれ以上面白い釣りは体験した記憶がない」

 ――あれってイワシ・メバルと同じですよね。

 「まあ、スケールは違うが同じだな。ただ、ニュージーランドの釣りは、完全フカセといったように、仕掛けにはハリ以外は何も付いていない。その点は違うが、面白さは全く同じだ。活餌に魚が近づいてくると、それが手元にダイレクトに伝わって来る。その時の緊張感は何とも言えないんだよ」

 ――あの釣りの最大のコツって何ですか。

 「唯一最大のコツは、絶対に早合わせをしてはいけないと言う事だ。勿論、活餌は弱らせないようにハリに付けるとかは当たり前の事だがな」

 ――私にとっては、あの餌付けが最大の“難敵”なんですがね。

 「兎に角、優しく扱う事が大事だな。これから気温が高くなって海水温も高くなって来るので、手元のバケツなどの餌入れには、2、3匹ずつ入れるようにして弱らせないようにすることも大切だ」

 ――早合わせをしてはいけないことも承知はしているんですが、手元にブルブル来ると、反射的に手が動いちゃうんですよね。

 「そのためにも竿は出来る事なら“専用竿”を使って、反射的に手が動いても、その動きを吸収してくれる柔らかさを備えた竿を使った方がいい」

 ――今週末辺り行きたいと思っているんですが、師匠、メバル竿を貸してくださいよ。

 「ああ、貸してやる。その代わり釣れたら、2、3匹持って来い。メバルの煮付けが食いたくなった」

 ――はい。分かりました。