2018.2.15 05:00

【甘口辛口】羽生違い「はぶ」と「はにゅう」2人が時同じく日本中の注目 17日同時刻に対局と男子フリー

【甘口辛口】

羽生違い「はぶ」と「はにゅう」2人が時同じく日本中の注目 17日同時刻に対局と男子フリー

 ■2月15日 「羽生 絶対勝てる」。テレビニュースのヘッドラインを見て一瞬「羽生さん、そんなに気合入ってるの」と勘違いしたという将棋好きの知人がいた。確かに将棋の羽生善治竜王は17日の朝日杯準決勝で藤井聡太五段と公式戦で初めて対戦するが、「羽生違い」。フィギュアスケート・羽生結弦の平昌初練習後の言葉だった。

 「はにゅう」と「はぶ」。同じ漢字の2人が時を同じくして日本中の注目を集めるのは初めてだ。13日には囲碁の井山裕太七冠とともに国民栄誉賞を受賞したばかりの羽生竜王。相手は先日、順位戦のC級2組で9連勝し五段に昇段した藤井とあっては余計負けられない。

 朝日杯は早指し公開対局だが、全棋士参加棋戦で優勝すれば規定により藤井は一気に六段になる。「ここで勢いを止められなかったら、もう止められないのではという危機感が竜王にはあるだろう。相手の手でどう指す、というよりはじめから本気で攻めまくるのでは」とある棋士はいう。それこそ「絶対勝てる」の意気込みかもしれない。

 対局は午前10時開始で平昌では同じ時間に結弦が命運をかける男子フリーも始まる。13日の公式練習では得意のトーループ、サルコー2種類の4回転ジャンプを着氷させた。高難度の4回転には目をつむり、できる範囲内でパーフェクトにやれば「絶対勝てる」との感触を得たようだ。

 フィギュアの連覇は1948年、52年を制したディック・バトン(米国)が最後。見た目の華やかさの裏でスピード、瞬発力、持久力と相当な体力を使うため「連覇は至難の業」という。66年ぶりの偉業達成なら今度は結弦が「国民栄誉賞」をもらっても文句は出ないだろう。 (今村忠)

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