2017.12.28 12:00

【竿々学々】東京湾奥・行徳沖のマコガレイがスタート 40センチオーバー交じる!

【竿々学々】

東京湾奥・行徳沖のマコガレイがスタート 40センチオーバー交じる!

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 ――師匠、今シーズンも行徳沖でマコガレイがスタートしたようですね。

 「ああ、随分と早耳だな。数は少なかったが、開幕初日から40センチオーバーが顔を出している」

 ――いきなり40センチオーバーですか。昨シーズンは、中型も交じって数も結構釣れたみたいですが、今シーズンはどうなんですかね。

 「まだ、何回も出ているわけじゃないからハッキリしたことは言えんが、初日は32~40.5センチと中小型は1匹も交じらなかったようだが、今シーズンの東京湾奥のカレイは多い-という漁師の話も聞いたんで、数も型も期待出来そうな気がしているんだが…」

 ――行徳沖のカレイ釣りは、昔ながらのコヅキ釣りでは釣れないんですよね。

 「行徳沖というよりも、東京湾のマコガレイ釣りは、今ではほとんどの所でコヅキ釣りではなく、何本かの竿を出しての並べ釣りだ。たま~に小さな誘いと共に餌の位置を変えてやる位で、後はジッと我慢の釣りだからな」

 ――聞いているだけで、師匠には向いていない釣りですよね。

 「ああ、そのとおりだ。東京湾の海底のほとんどが泥底になっちまって、昔のようなコヅキ釣りではカレイが釣れなくなっちまった。もう大分前からだがな」

 ――仕掛けを投入したら、しっかり食い込むまで竿を触っちゃいけないでしょう。

 「そうなんだよ。早合わせは絶対禁物で“余計な事”をすると、食い込まずに放しちまうんだ」

 ――それは絶対に師匠向きの釣りじゃないですね。

 「ああ、そうなんだが、その待っている間がスリリングで面白いって人もいるんだから、釣りに対する考え方は様々だよな」

 ――ところで、父から聞いたんですが、その昔は冬の東京湾と言えば、マコガレイが釣り物の中心だったそうですね。

 「おお、その通りだ。俺が駆け出しの釣り記者だった頃(昭和50年代)には、30匹、40匹は当たり前で、束(100匹)近い釣果も度々上がる位釣れていた」

 ――そんなに釣れていたマコガレイが、どうして今みたいに釣れなくなっちゃったんですか。

 「さっきも話したように東京湾の底が泥状になっちまった事も含め、いくつかの説が上がっているが、未だに判然としない。今じゃ東京湾のマコガレイは、茨城や外房のヒラメよりも貴重な魚になっちまったな」

 ――私なんかには、行徳沖のマコガレイ釣りは、東京湾の冬の風物詩の一つって感じなんですがね。

 「確かに今では、そんな感じになっているな。今シーズンもいい釣りが出来るといいんだがな」

 ――はい。その内、様子を見に行ってきますね。

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