2017.11.16 12:00

【竿々学々】北海道・噴火湾のサケ、好スタート! 5キロ級交じり船中2桁釣果も

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北海道・噴火湾のサケ、好スタート! 5キロ級交じり船中2桁釣果も

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 ――師匠、今シーズンは、北海道のサケが不漁でイクラがとんでもなく高くなっているそうじゃないですか。

 「ああ、そのようだな。そのためか、養魚場の親魚からイクラだけを盗む輩が横行しているらしい」

 ――そんなにサケが不漁じゃ、例の噴火湾のサケ釣りもダメなんじゃないですか。

 「俺もそれを心配していたんだが、これが意外に好調なようだ。この間、船長に電話で聞いたんだが、確かに絶対数は少ない感じはあるようだが、10月の末には姿が見え始め、いきなり4~5キロ級が釣れたそうだ」

 ――5キロ級ですか。まだシーズン始めですよね。凄いじゃないですか。師匠は今年は行かないんですか。

 「行きたいのは山々だが、何かと野暮用も多く仕事も立て込んでいるからな。室蘭まで行って1泊2日じゃいくら何でも寂しいだろう」

 ――それはそうですね。分かりました。師匠の代わりに私が行って釣ってきて差し上げますよ。

 「相変わらずいい身分だな」

 ――いいえ。消化しなければいけない有給休暇が残っているだけですよ。メスが釣れたら、イクラの醤油漬けを作って差し上げますから、船長に電話しておいて下さいね。

 「おお、分かった。お前はサケ用の道具は持っていたよな」

 ――はい。シーバスロッドの少しハードなタイプでいいんですよね。

 「ああ、そうだ。使うスプーンが北海道仕様の大型なんで、あまり柔なロッドじゃ持たないぞ」

 ――サンマの身餌は付けた方がいいんですよね。

 「スプーンだけでも釣れないわけではないが、ヒット率が相当落ちるのは事実だな」

 ――噴火湾では、シロザケ以外にも釣れるサケはあるんですか。

 「定置網には、キングサーモン(マスノスケ)も入るから可能性はあるが、その昔、15年通い続けたが、少なくとも俺は釣っていない。ただ鮭児(ケイジ=アムール川系のシロザケ若魚)は、同行者が釣ったのを見たことがある」

 ――鮭児ってとんでもなく高いサケですよね。

 「ああ、1万匹に1匹と言われるサケで、全身がトロ状態で滅茶苦茶美味いそうだ。残念ながら、俺はまだ食ったことがない」

 ――それは凄そうですね。頑張って釣ってきますよ。

 「この間、船長に鮭児の話をしたら、『そういえば、あの時以来、1匹も釣ってない』って言っていた。どうやらもう20年近く前に俺の同行者が釣ったのが最後のようだな」

 ――ということは、そろそろ釣れてもいいじゃないですか。“20年ぶりに鮭児釣れる!”なんて地元に新聞に載ったりして。

 「そうなるといいな。アテにしないで待ってるぞ」

 ――鮭児はともかく、イクラの醤油漬けは期待して下さい。

 「おお、楽しみにしているぞ」

 ――はい。任せて下さい。

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