2017.10.31 12:00

白浜~布良沖、鬼カサゴ退治開幕だ “誘い上げ”と“落とし込み”を並行して根回りを丁寧に!

白浜~布良沖、鬼カサゴ退治開幕だ “誘い上げ”と“落とし込み”を並行して根回りを丁寧に!

リレーでキントキも

リレーでキントキも【拡大】

 冬の青い海を赤く彩る中深場の人気者! 千葉県南房総市・乙浜『しまや丸』の鬼カサゴが今季も好スタートを切った。今回は島野一男船長と“しまや丸流”の鬼カサゴ釣法のキモをガイド。ガッチリ釣って、プリプリの身と深い味わいのだしがおいしい鍋を囲もう。

 ★抜群の安定度

 釣り場は白浜~布良沖の水深100~160メートル前後。出かけた日は終盤ながら依然釣れているキントキからのリレーで狙ったが、台風21号通過後で多少ウネリが残り、潮も流れない悪条件ながら500~800グラムを中心に2~4尾と堅調。「久々の出船で近況データがない中での釣果。条件に恵まれれば数も型も期待十分」と船長。その後も出船した日にオデコはない。

 ★軽量タックル有利

 タックルの概要は別図を参照。起伏がある海底をなぞるように仕掛けを操作していくので、軽量タックルによる手持ち竿が有利。竿は負荷上限150号の8対2~7対3調子の中深場用ほか青物用なども適合。仕掛けは片テン2本バリで、ハリスの交換や各部の長さ調整などが容易な親子サルカンを使う。親子サルカンも強度が許す限り、軽量なものを使った方が、餌を自然にアプローチできる。

 ★餌のサバは現地調達

 鬼カサゴ専門船のときは朝に餌のサバを釣るのが同宿のスタイル。サバ用のサビキ仕掛けは1組300円で販売されている。釣れたサバの切り身餌への加工法は各自好みで構わないが、皮に薄く身が付く程度でよいので、大きいものなら皮面から切り込みを入れて剥ぎ取っていくと早い。よく切れるナイフは必需品だ。

 ★装飾は是か非か

 夜光玉、タコベイトでハリ周りを装飾するのも有効。「フグやサメなど厄介な他魚を寄せてしまうこともあるが、神経質に装飾を避けた結果、他魚が掛からない代わりに鬼カサゴも釣れないこともある。たまに他魚が交じる程度なら使った方がいいでしょう」と、船長はアドバイス。

 ★すみかを探る

 仕掛けを投入したら、無駄な糸フケが出ないようにスプールに軽く指を当て、沈降速度を調整すると潮が速い日でもオモリの着底が分かりやすい。基本操作は竿を静かに上下する“誘い上げ”と“落とし込み”を並行しながら、鬼カサゴが潜む根周りを丁寧に探っていくイメージだ。誘い上げ中にガクッと引き込むようなときは、そのまま巻き上げてもいいが、最初に出るアタリはモゾモゾしたものも多く、この場合3~5カウントで竿をきき上げ、引き込んだら巻き上げ開始。浮袋がない鬼カサゴは水圧変化に強く、海面まで断続的な引きが楽しめる。良型は玉網でサポートして確実に上げ、小型はリリースしよう。

ガイド

サンスポ推薦=南房総市・乙浜『しまや丸』(電)0470・38・2567〈交通〉JR東京駅から高速バス「房総なのはな号」で「白浜郵便局前」下車5分。JR内房線・千倉駅から白浜行きバスで乙浜下車。マイカーは富津館山道路・富浦ICから国道127号、410号で約30分〈乗合料金〉氷付き1万円。予約乗合で5時30分集合(予約時に確認)。毎月第2、4水曜日が定休。

  • 最大800グラム
  • 1組300円で販売されているサバ用のサビキ仕掛け
  • 釣れたサバを切り身餌に加工
  • “誘い上げ”と“落とし込み”を並行しながら、鬼カサゴが潜む根周りを丁寧に探っていく
  • 良型は玉網でサポートして確実に上げる
  • 鬼カサゴ釣り仕掛け
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