2017.10.27 05:00

【甘口辛口】ドラフト会議も時代に即した形で変遷 賛否両論渦巻くCSも大多数が納得できるルールに変更を

【甘口辛口】

ドラフト会議も時代に即した形で変遷 賛否両論渦巻くCSも大多数が納得できるルールに変更を

■10月27日

 中央競馬のレース体系の大幅な見直しで、1984年に天皇賞・秋が3200メートルから2000メートルになった。年に2度行う天皇賞は、その前年までに88回実施。前身のエンペラーズカップが初めて開催されたのは05(明治38)年のこと。46年間、3200メートルで施行してきた歴史と伝統のあるレースだけに、距離変更には賛否両論があった。

 だが、それも今は昔。皇帝シンボリルドルフが敗れる大波乱。タマモクロスvsオグリキャップ。1位入線から最下位に降着したメジロマックイーン。女帝誕生を告げたエアグルーヴの勝利。レース中の故障で命を落としたサイレンススズカ…。数々の忘れ得ぬシーンが生まれ、2000メートルの天皇賞は定着した。

 とはいえ、天皇賞がこの先もずっと同じ距離で行われるとは思わない。春の天皇賞は2400メートルに短縮される日が来るかもしれない。要は、時代に即した舞台を設定することが大事なのだ。

 レギュラーシーズンで14・5ゲーム差の3位だったDeNAが日本シリーズ進出を決め、賛否両論が渦巻くプロ野球のクライマックスシリーズも同じ。不具合が出れば、大多数が納得できるルールに変更すればいいだけ。関係者は各方面の声に耳を傾けて議論を尽くし、より良いルールを作ってほしい。きのう開催されたプロ野球ドラフト会議も時代に即した形で変遷してきた。今後も制度は変わっていくだろう。

 注目の清宮幸太郎は日本ハムが交渉権を獲得。一条天皇の中宮だった紫式部が書いた『源氏物語』には「輝く日の宮」という、かつて存在したが失われてしまったとされる巻がある。7球団が競合したスラッガーは、いつまでも「輝く清宮」でいてほしい。 (鈴木学)

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