2017.10.25 05:00

【甘口辛口】日本ハム、早実OB荒木大輔氏の2軍監督就任は早実・清宮へのアピールか 「大先輩の下ならのびのびスタートが切れる」

【甘口辛口】

日本ハム、早実OB荒木大輔氏の2軍監督就任は早実・清宮へのアピールか 「大先輩の下ならのびのびスタートが切れる」

■10月25日

 26日はプロ野球のドラフト会議。注目のスラッガー清宮幸太郎(早実)は最多で9球団の競合が予想される。もし阪神が当たりくじを引き、開幕から1軍で活躍すれば観客増やグッズ売り上げなど約64億8975万円の経済効果がある、と関大・宮本勝浩名誉教授(経済学)が発表した。

 斎藤(日本ハム)の約52億円、藤浪(阪神)の約44億円を上回り史上最大級とか。こんな数字を見たらよけい清宮を欲しくなるだろう。運命のドラフトを前に、早実の大先輩で元ヤクルトなどの投手として活躍した荒木大輔氏(サンケイスポーツ専属評論家)が日本ハムの2軍監督に就任することが決まった。

 現役引退後はヤクルトでコーチ経験もあり、1軍の栗山監督はヤクルトのチームメートで気心が知れている。千葉・鎌ケ谷を本拠地とする日本ハムの2軍は試合でのイベントにも力を入れ、地域の活性化を図っている。荒木監督には選手育成はもとより、優しい人柄で地域の交流にも貢献してもらえると球団は期待しているのではないか。

 さらにこのタイミング。清宮を引き当てたら早実出身の師弟誕生で、もう一人斎藤もいる。「日本ハムは育成選手をもたず、支配下(70人以内)の枠内で1、2軍を入れ替えながらしっかり人材を育てている。清宮といえども最初は2軍だろう。早実の大先輩の下ならのびのびとスタートが切れる」と関係者はいう。

 今月2日、10球団が臨んだ清宮との面談に広島と日本ハムは欠席した。指名の意思がない広島はともかく「日本ハムには何か秘策が…」と他球団はいぶかった。「荒木2軍監督」がその秘策だったのか。ドラフト直前にいいアピールになったことは確かだろう。 (今村忠)

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