2017.10.20 05:00

【甘口辛口】選挙用語には馬に関わるものが多い…満開の赤いバラを咲かせる政党はどこに

【甘口辛口】

選挙用語には馬に関わるものが多い…満開の赤いバラを咲かせる政党はどこに

■10月20日

 衆院選の投開票まであと2日。競馬好きにとって興味深いのは、選挙用語に馬に関わるものが多いこと。出馬、対抗馬、下馬評、一騎打ち、ダークホースなど。

 出馬は馬に乗って出かけること。特に戦場に向かうことをいう。立候補者にとって選挙は戦場そのものなのだろう。対抗馬は競馬ファンになじみの言葉。実力が同じくらいの候補者のことで、予想の印では◎に次ぐ評価の◯だ。競馬と同じように選挙でも本命候補や対抗馬が敗れ、ダークホースが勝つケースがある。ダークホースとは番狂わせを演じそうな候補者のこと。今回は立憲民主党の候補者がそれに当たるか。

 一騎打ちは馬に乗って一対一で戦うことで、3極対決の今回でも47選挙区ある。下馬評は第三者が興味本位にする噂や評判。語源は、江戸時代に馬から下りる場所を下馬といい、主人を待っている間に供の者がいろいろな噂や評判をしたからだそうだ。尻馬に乗るというのもある。希望の党から立候補した前民進党議員には、勝ち馬に乗ったつもりが泥舟に乗ったと悔やみながら戦っている人もいるはずだ。

 選挙中の世論調査では、自民・公明の与党が圧勝しそうだという。投開票日に行われる競馬の菊花賞は混戦模様だが、そんなときは得てして人気どおりに決着するものだ。逆に選挙では情勢報道による揺り戻し現象があるというから、与党はまだまだ安心できない?

 菊花賞に忘れられない実況がある。1987年にサクラスターオーが皐月賞との2冠を達成したとき、関西テレビの杉本清アナウンサーが「菊の季節に桜が満開!」と叫んだ。菊の季節の衆院選で、満開の赤いバラを予想以上に咲かせる政党はどこだろう。(鈴木学)

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