2017.10.19 12:00

【竿々学々】東京湾のタチウオが絶好調!1メートルオーバーの大型交じる

【竿々学々】

東京湾のタチウオが絶好調!1メートルオーバーの大型交じる

特集:
竿々学々

 ――師匠、今シーズンは、東京湾のタチウオが絶好調だそうですね。

 「おお、今シーズンは、夏の間から全国で東京湾だけがずっと好調に釣れ続いているんだが、秋を迎えてますます良くなった感じだな」

 ――父に聞いたんですが、50匹を超える大釣りもたびたび記録されているそうですね。

 「その通りだ。日並みや潮ぐあいなんかで多少のムラはあるものの70匹、80匹という釣果が記録されているからな」

 ――おまけに今シーズンは、サイズも大きいそうですね。

 「そうなんだ。東京湾では、通常1メートルを超えると大型と呼ばれるんだが、今シーズンは110センチ、120センチ超えが何匹も出ているからな」

 ――120センチ超えですか。私、そんな大きなタチウオ見たことありません。父に聞いたら、西日本というか南日本の方では、140センチ超えなどという超弩級もいるそうですが、東京湾では120センチを超えるサイズは、年に何匹かのレベルだそうですね。

 「さすがに父君、よくご存じだ。その通りだ。前にも話したと思うが、東京湾のタチウオ釣りは、1960年代から後半に始まった釣りで、それまでは“模造真珠”やマニュキュアの材料として銀箔だけを取る漁師がいただけで、釣り物には全くなっていなかった。その頃、俺は釣り記者になったばかりで、久里浜の船宿からタチウオ釣りの船を出して釣り面の記事にしたのが最初だった」

 ――そのお話、父からも聞いたことがあります。その記事が載った日からその船宿さんの乗合船は連日満船状態だったそうですね。

 「ああ、関東の人間はタチウオを食わなかったが、西日本の人たちは当たり前のようにタチウオを食べていたからな。タチウオのうまさを知っている西日本の人たちがどっと押し寄せたんだな」

 ――その頃にも120センチを超えるような大型は、あまりいなかったのですか。

 「サイズまでは記憶にないが、その後、ずっと東京湾のタチウオを見てきたが、120センチ超えはめったにお目に掛からなかったと思うな」

 ――ということは、今シーズンは数、型ともに過去にないくらいの絶好調って考えてもいいってことですか。

 「う~ん、そこまで言っていいかは別にして、近年にない“好漁年”であることは間違いないな」

 ――たくさんの船宿さんが乗合船を出していますよね。どこの船宿さんがいいんですか。

 「横浜の金沢八景からは、午前、午後の半日乗合船が出ている。これだけ数が釣れていれば、半日でも十分って気もするんで八景の船がいいんじゃね~か」

 ――確かに。大きめのを10匹もあれば十分ですからね。今週末に行ってきますね。

 「おお、釣って来たら炙りの刺し身をご馳走してくれ」

 ――はい。分かりました。

今、あなたにオススメ
Recommended by