2017.10.15 05:00

【甘口辛口】見張られているか、見守られているのか…ひとごとではない東名高速の“妨害運転”事件

【甘口辛口】

見張られているか、見守られているのか…ひとごとではない東名高速の“妨害運転”事件

■10月15日

 家族サービスであれ仕事であれ、日曜日の混雑した高速道路に乗り入れようという気が失せてくる。東名高速道路で大型トラックがワゴン車に追突し夫婦が死亡、娘2人が負傷した事故は、その真相と逮捕された25歳の男の行動が明らかになるにつれ、亡くなったご夫婦と残された姉妹の痛ましさに胸が締め付けられる。

 ひとごとではない。万が一そんな場面に遭遇してパニックになる前に、もし「あおり運転」に遭ったらどうするか考えてみた。各報道によれば、あおり運転に該当する行為はほぼ道交法違反とみてかまわない。

 後方から車間距離を詰められたり、割り込んで急ブレーキを踏まれたら、すみやかに間隔をとったのち警察に通報すべきだ。もし相手が車を降りて近寄って来るようなら、決してドアを開けない。ドライブレコーダーを装備していると表示することも効果があるかもしれない。

 事件後に販売が急増しているというドライブレコーダーは、万が一の際、自分の判断と行動を映像に残せるだけではない。その映像が誰かのウソを暴き、誰かを助けることもある。最新の製品は、車の前と後ろの状況を録画してカーナビとも連動、問題になっている逆走検知機能まで備える。

 今回、逮捕に至ったのは神奈川県警による、当時周辺を通行していた260人以上のドライバーへの地道な聞き取り捜査の成果という。260人を探し出すには、逃走車両の特定や不審車両の洗い出しを行う高速道路上の自動ナンバー読み取り装置(通称Nシステム)が寄与したはずだ。そんなさまざまな装置とシステムに、常時見張られていると思うか、見守られていると思うか。あなたの運転は? (親谷誠司)

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