2017.10.13 05:00

【甘口辛口】大谷の大リーグ挑戦で悪影響も?NPBは現状に見合った“大谷ルール”作りを

【甘口辛口】

大谷の大リーグ挑戦で悪影響も?NPBは現状に見合った“大谷ルール”作りを

■10月13日

 3極で争っている衆院選。今週末に始まるプロ野球のクライマックスシリーズ(CS)に例えると自民党がリーグ優勝の広島とソフトバンクで、希望の党が同2位の阪神と西武、立憲民主党は同3位のDeNAと楽天か。序盤戦の世論調査通り自民の圧勝なら、下克上の可能性があるCSの方が面白そうだ。

 衆院選の注目は東京都知事兼希望の党代表の小池百合子氏。選挙後も二足のわらじを履くとしたら、国政と都政の2本の刀を持って改革に挑む姿が思い浮かぶ。どんな二刀流を披露するか見たいが、小欄が気になるのはもう一人の二刀流、日本ハムの大谷翔平だ。

 大谷は昨日、右かかとの手術を受けた。今オフにポスティングシステムを利用して米大リーグへの挑戦が濃厚というから、新天地に臨む準備といえる。

 23歳で海外フリーエージェント(FA)資格を満たしておらず、大リーグでは25歳未満のドラフト対象外の外国人選手扱いのため、契約金は最高でも約4億円。今季年俸は2億7000万円だが、現制度ではマイナー契約しか結べないため、来季はメジャー最低保障の54万5000ドル(約6110万円)程度だとか。

 それでもメジャーを目指す心意気や良しだが、各方面に悪影響を及ぼさないか心配だ。FAで大リーグへの移籍を視野に入れているロッテ・涌井の年俸は2億5000万円。共に大リーグへ行けば、年俸の大幅な逆転現象が起きる。意見が噴出しそうだ。また、大谷の移籍先が決まるまで涌井の市場は動かないかもしれない。ハレーションを起こさないためにも、日本野球機構には現状に見合った“大谷ルール”作りに頑張ってもらい、誰もが納得する形で移籍してほしい。 (鈴木学)

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