2017.10.12 12:00

【竿々学々】東京湾口のワラサ・イナダが絶好調!サイズにバラつきあるが、魚影抜群

【竿々学々】

東京湾口のワラサ・イナダが絶好調!サイズにバラつきあるが、魚影抜群

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 ――朝夕はずいぶんと涼しくなり、すっかり秋の気配になってきましたが、風邪などひいていませんか。

 「何だ、ずいぶんとおしとやかじゃね~か。何かあったか」

 ――何もありませんよ。何ですかっ、人が健康状態を心配しているのにその言い草は。

 「悪い、悪い。最近、カミさんなんかにもあまり優しくされていないから、こそばゆくなっちまったんだよ」

 ――師匠の奥様はよくやっていらっしゃると思いますよ。こんなわがままな人もそうそういませんからね。

 「うるせい!ところで、今日は何なんだよ」

 ――そうでした。肝心なことを忘れるところでした。父から、東京湾口でワラサが釣れ出したようだから、師匠を誘ってきてくれと頼まれたんですよ。今シーズンはどうなんですか。

 「おお、さすがに父君、情報が早いな。先週あたりから本格的に釣れ出したんだが、日増しによくなっている感じだな」

 ――でも、父の話では、今シーズンはイナダ級も多いようですね。

 「その通りだ。例年だとこの時期になると、ほとんどがワラサ級になり、小型でも“イナワラ”サイズなんだが、今シーズンは40~50センチのイナダ級が相当交じってくる、というか群れによってはイナダ級ばかりなんてこともある」

 ――でも、そのイナダ級のお魚でも脂が乗っていておいしいそうですね。

 「ああ、夏のイナダとは大違いでしっとり脂が乗っていて刺し身で食べても全く問題ない」

 ――イナダ級が多いってことは、それだけ数が釣れるってことなんですか。

 「その通りだ。いつもの年なら3~5キロ級がトップで5、6匹、船によってはオデコ(0匹)も何人かって感じだが、今シーズンは船のスソ(最低)が2桁なんて釣果も上がっているからな」

 ――へえ~、すごいですね。

 「ああ、ここにきて東京湾の奥にもイナダ級の群れが入り込んでいるようだし、当分はワラサ・イナダフィーバーが続きそうな勢いだな」

 ――それじゃ、たくさん釣ってきて味噌漬けや粕漬けを作りましょうよ。

 「ワラサ・イナダ釣りなんか久しくやっていないから、しばらくぶりに父君のお誘いに乗って行くか」

 ――そうしましょう。父から師匠の都合のいい日を2、3日聞いてこいって言われていますから、後でメールください。

 「分かった。後で予定を調べてメールする」

 ――はい。よろしくお願いします。

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