2017.10.12 05:00

【甘口辛口】ハリル監督の指揮官にあるまじきねじくれた言動では選手もストレスがたまる

【甘口辛口】

ハリル監督の指揮官にあるまじきねじくれた言動では選手もストレスがたまる

■10月12日

 「こんな試合をして心の奥から謝罪したい。すべて私の責任」とハリルホジッチ監督が珍しく頭を下げたとか。サッカー・キリンチャレンジ杯のハイチ戦。2点先取で楽勝と思いきや守備が崩壊し3点も取られ終了間際、やっと同点に追いついた。ネームバリューのない相手が思いのほか強く、引き分けてよかったという感じだった。

 日本代表に思いを込めるファンとしては、さすが代表という好試合を見せてくれればうれしいし、悪ければ悪いなりにチームとして取り組んでいるものが見えてくるなら納得する。しかし、ハリル監督が何をやろうとしているのか素人目にもつかみどころのないまま終わった。

 「結果を求めるなら違う23人を選んだ」そうだが、選考ではコーチ陣の提言に耳を貸さなかったという。ある専門家は首をかしげた。「試すためにとっかえひっかえ出しても、うまく機能しているようには見えない。代表で出たことで“この選手はこういうプレーもできるんだ”と思わせてくれないと」。

 いい方に解釈すれば、W杯出場を決めこれからチーム作りという難しいタイミングでの試合だった。日本代表でなかったら本番までの日数を逆算し合宿で試しにトレーニングマッチでもやるか、といった段階だろう。代表だから5万人近い観客を集めテレビも中継したが、ただのトレーニングマッチと思えば腹も立たない。

 来月のブラジル、ベルギー戦はただの…ではすまないが、「ブラジルとやったら10失点する。そこでわれわれの(W杯8強の)幻想は打ち砕かれる」とハリル監督はいった。指揮官にあるまじき、こんなねじくれた言い方をされては選手もさぞストレスがたまるだろう。 (今村忠)

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