2017.10.4 05:00

【甘口辛口】「清宮詣で」に一線画した広島…面談不参加・日本ハムの動きには他球団も戦々恐々

【甘口辛口】

「清宮詣で」に一線画した広島…面談不参加・日本ハムの動きには他球団も戦々恐々

早実・清宮

早実・清宮【拡大】

■10月4日

 10・22が衆院選で、10・26はプロ野球ドラフト会議。『小池』と『清宮』のおかげでやじ馬的には退屈しない日々が送れそうだ。2日は早実・清宮幸太郎がプロ10球団と朝9時半から延々7時間半も面談した。中でも巨人は石井一夫球団社長ら10球団中最多の5人態勢で臨んだとかで、力の入れ具合がわかる。

 そんな「清宮詣で」のご一行と一線を画したのが、セ・リーグで37年ぶりに連覇した広島。「面談には行かないことは、指名しないということ」と松田元オーナーが言い切った。「ものすごくいい選手だけど、うちのスタイルではない。(野手では)現場は足の速い選手を求めている」という。

 広島は育成力の高さで手塩にかけて育てた生え抜きの選手たちの活躍で今季も圧倒的な強さを見せ、昨季の優勝がフロックでないことを証明した。次代の選手も着々と育っているという。「清宮君はいりません」はチーム編成にそれだけ自信を持っているからこそいえる。一本筋が通っていると納得させられた。

 この日はもう1球団、育成では定評のある日本ハムも面談にこなかった。1位指名が有力視されているが、日程が折り合わなかったという。高卒即メジャー挑戦を公言していた大谷を1位指名し二刀流プランで翻意させた実績があるだけに、「秘策があってわざと外したのでは」と他球団は戦々恐々とか。

 清宮の希望は「自分を厳しく指導して成長させてくれる球団」。それに打って付けなのが広島か日本ハムと思っていたが、イの一番に広島が降りたのは皮肉だ。後は各球団の駆け引きと腹の探り合いになりそうだが、やじ馬としては球界の宝に気持ちよくプロ入りしてもらいたい。 (今村忠)

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