2017.9.24 05:00

【甘口辛口】ラファエル・ナダルの復活見守ったタイガー・ウッズ 自身の再起への道を重ねたか

【甘口辛口】

ラファエル・ナダルの復活見守ったタイガー・ウッズ 自身の再起への道を重ねたか

■9月24日

 先日の全米オープンテニス男子単決勝のスタンドに、男子ゴルフのタイガー・ウッズ(米国)の姿があった。親交があるラファエル・ナダル(スペイン)の家族席で、故障から復活した親友の、今年の全仏に続く四大大会16勝目を応援。隣には8歳になった長男チャーリーくんがいた。そのウッズが22日、ブログで近況を明かした。

 交通事故と不倫スキャンダルから復活し、2013年に10度目の米ツアー賞金王。しかしその後、腰痛に苦しみ今年4月に4度目の手術。1位が定位置だった世界ランクは初めて1000位台に落ちた。5月には薬の副作用で車の中で寝込み、逮捕される騒動もあった。

 ブログではハリケーンの被害者を気遣い、自身について、足の痛みが消えてよく眠れると報告。「別世界」だと明かした。少しボールを打ち始め、60ヤードまで距離を伸ばしたがフルスイングはまだ。週6日トレーニングしているが、手術後の体に最適のスイングを見つける作業はこれからだという。

 全米オープンではチャーリーくんに、一つ一つのポイントでナダルがどう考え、どれほどハードにプレーしているかを説明したそうだ。「ラファ(ナダル)は決してポイントをあきらめないし、できることをすべてやる。本当に感心する」。

 ウッズはいま41歳。競技は違うが31歳のナダルの復活に自身を重ねていたのは疑いない。28日から米ニュージャージー州で開催される世界選抜と米国選抜の対抗戦「プレジデンツカップ」では米国の副主将として裏方に徹する。雌伏の時を経て、ウッズが今後、何を見せてくれるのか。それは彼の黄金時代を見てきた小欄の大きな関心事の一つであり続けるだろう。 (親谷誠司)

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