2017.9.14 12:00

【竿々学々】東京湾のイイダコがスタート!今シーズンは“当たり年”かも!?

【竿々学々】

東京湾のイイダコがスタート!今シーズンは“当たり年”かも!?

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 ――師匠、9月の声とともに一気に陽気が秋めいて来ちゃいましたが、東京湾のイイダコがスタートしたようですね。

 「おお、ついこの間までクーラーをガンガンかけなければ寝られなかったのが、日によっては、夜は毛布が欲しいくらい涼しい日もあるんだから、調子が狂うよな。台風の数も多いようだし、今年は秋にも何か異変がなければいいがな」

 ――夏には、東京で40年ぶりの“長雨”だったし、秋には台風の発生記録更新なんてことにならなければいいですね。イイダコは大丈夫ですか。

 「ああ、初出船が予定されていた日が台風15号の影響でいきなり出船中止、その後もシケ後の底荒れで散々なスタートだったが、漁師たちの話では、『今年のイイダコは多いよ』と言っているし、毎年、イイダコ乗合船を出している船宿の船長たちも、声を揃えて『今年はいい!』と言っているからな。間もなく好成績が記録されだすと思うよ」

 ――イイダコ釣りって楽しいですよね。いちいち餌をつける必要もないし、水深も浅いので釣りやすいし、そして何よりも食べておいしいのがいいですよね。

 「俺もおでんに入ったイイダコは、最高だと思うな。里芋なんかと煮付けてもうまいしな」

 ――イイダコって数釣りを楽しむ釣りですよね。何かコツはあるんですか。

 「数釣りを楽しむ釣りの最大のコツは、飽きずに釣り続けるってことだな。これは対象魚に関係なく共通のことだ。数釣りができる釣り物は、基本的に釣り方自体は難しくはない。端的に言えば誰にでも釣れるってことだ。しかし、最も腕の差が出るのは、実は数釣りを楽しむ魚、つまりシロギスやハゼ、イイダコといった釣り物なんだよ」

 ――そのお話、前にも聞いた覚えがありますね。『誰にでも釣れるが、誰にでも同じように釣れるわけではない』でしたよね。

 「その通りだ。食いのいい時間帯、タコの場合は乗りのいい時間帯になるが、そんな時には誰もが遜色なく釣れる。手返しなどで差はつくことはあるが、それは経験を積めば何とかなる部分だが、問題は乗りが悪くなった時間帯をどう乗り切るかで、トータルの釣果が違ってくる」

 ――それ、よく分かります。釣れている時は、師匠や父と釣っていても大きな差は出ませんものね。しかし、終わってみればいつもぶっちぎられている-そんな経験を何度もしていますから。

 「そういうこっちゃ。要は釣れ具合が悪い時でもポツリポツリと釣果を積み重ねることが大事だってことだ」

 ――分かりました。今年は、それを実行して少しでも師匠たちに近づこうと思います。

 「おお、頑張れよ」

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