2017.9.12 05:00

【甘口辛口】中学生に負けた民進党野球チーム「民進カチマス」…3-10のスコアは党勢そのもの

【甘口辛口】

中学生に負けた民進党野球チーム「民進カチマス」…3-10のスコアは党勢そのもの

■9月12日

 民進党の野球チーム「民進カチマス」が福島で中学生チームと対戦し、3-10で負けた。そんなニュースを10日夜のテレビで見た。民進党は山尾志桜里衆院議員の不倫疑惑という激震のあと、揺り返しで衆院議員5人の離党の動きが明らかになった。スコアは党勢そのものだが、そもそも野球をやっている場合ではなかろう。

 今月1日の代表選では8票もの無効票があった。「前原代表」も「枝野代表」も、どちらもNOという議員が少なくとも8人。こんな党ってあるのか。10日間も全国を回った選挙戦は一体何だったのか、と笑ってしまう。8人に強い離党の意志があるのは間違いないだろう。

 8人どころか、離党予備軍はもっといそうだ。いずれは先に離党した長島昭久氏や細野豪志氏との新党結成に向けて動くとの見方もある。嫌なら離党も仕方ないが、選挙区の人たちの同意は得ているのか。民進党の候補だからと投票した人もいるだろう。同意なしの離党なら自分勝手もいいところだ。

 「カチマス」の主将は前原誠司代表だが、さすがに試合は欠場した。山尾氏の不倫疑惑をめぐっては事態収拾の煮え切らなさ、危機に対しての対応の甘さが露呈した。政治資金で問題を抱えていた山尾氏を幹事長に起用しようとしたセンスも疑われる。こんなことでは選挙は間違いなく「マケマス」。

 もっとも議員辞職勧告でなく、穏便に離党届受理にとどめたのは“けがの功名”でもある。辞職して補選にでもなろうものなら…。昨年“ゲス不倫”で辞職した宮崎謙介氏の京都3区の補選経費は2億6000万円。情事の尻拭いに、またそんなに税金を使われては国民はたまったものではないからだ。 (今村忠)

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