2017.9.2 05:00

【甘口辛口】井手口、浅野に続け…日本代表の新たな若手スターの誕生が楽しみだ

【甘口辛口】

井手口、浅野に続け…日本代表の新たな若手スターの誕生が楽しみだ

サッカー日本代表練習 W杯出場を決めた一夜明け軽い練習する井手口陽介=埼玉県内のサッカー場(撮影・小倉元司)

サッカー日本代表練習 W杯出場を決めた一夜明け軽い練習する井手口陽介=埼玉県内のサッカー場(撮影・小倉元司)【拡大】

■9月2日

 若い力が日本中に元気をくれた。サッカー日本代表のハリル・ジャパンが、22歳のFW浅野拓磨=シュツットガルト、21歳のMF井手口陽介=G大阪=の入れた豪州戦2ゴールで、来年6月から開かれるロシアW杯出場を決めた。公式戦では本田と香川の二枚看板が、初めてベンチを温めたままだった。世代交代を強く印象づけた。

 当欄のメイン担当、今村忠記者が8月31日付で「若手が活躍し勝って出場を決めれば理想的」と書いた通りの展開。中でも、うっすらと口ひげをたくわえた井手口の顔つきは、元日本代表MFの中田英寿氏(40)をやんちゃにしたよう。ふだん芸能担当の筆者は思わず「似てる!」と叫んでしまった。

 右脚を思い切り振り抜く姿も現役時代の中田氏そっくりで、親しみを感じた。驚いたのは、中学の同級生だった妻と1歳の長女がいることだ。結婚は2015年末で19歳のとき。当時、妻の母ががんで死期が近いことを知り、安心してもらうために結婚を早めたという。義母は孫の誕生前に亡くなったが、今ごろ天国で喜んでいるに違いない。

 日本代表の次戦は予選最終戦となる5日の対サウジアラビア。ここも若手中心で勝ってW杯本番へ、さらに勢いをつけてほしいものだ。井手口や浅野にも再び活躍してほしいが、他にも若手が育っているという日本代表。新たな若手スターの誕生も楽しみだ。

 その一方、世代交代がかなったとはいえ、W杯の舞台となるロシアのクラブにかつて所属した本田の存在は大きい。何かとアドバイザー的な役割も期待できる。若手の活躍は組織を活気づけるが、ベテランの持ち味を生かせば鬼に金棒。それはサッカーに限った話ではない。 (森岡真一郎)

  • W杯出場を決めた一夜明け、軽い練習で井手口陽介(左)と話す浅野拓磨=埼玉県内のサッカー場(撮影・小倉元司)
  • サウジアラビアとの最終戦に向けた練習で、リラックスした表情を見せる井手口(左)と浅野=1日、さいたま市内
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