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マダコ活況!暑さ吹っ飛ぶ宝探し

マダコ活況!暑さ吹っ飛ぶ宝探し

2キロ級の良型マダコ。その価値は笑顔と比例する=東京湾・小柴沖

2キロ級の良型マダコ。その価値は笑顔と比例する=東京湾・小柴沖【拡大】

 東京湾の“夏ダコ”釣りが活況を呈している。流れ落ちる汗をものともせず、釣り人はひたすらコヅく。ジワッと重くなったらしめたもの。江戸前の“宝石”とも形容されるマダコを一気に手繰り上げる。暑さが吹っ飛ぶ瞬間だ。横浜市・金沢八景『小柴丸』から宝探しに出かけた。

 とんでもないミスを犯していた。2流し目。小柴沖の水深10メートル前後の浅場。「根掛かりだ」。手に持つ渋糸がビクともしない。コヅキ始めて5、6秒後に全く動かなくなった。「まいった」と、こん身の力で4回、5回と引く。ズボッ。やっと外れた。手繰り上げてテンヤを確認する。異常なし。ホッとして再度落とす。その一部始終を見ていた鈴木仁船長がひとこと。「バラしましたね」「いや、根掛かりだよ」「根掛かりする場所ではないんです。ビッグがジワッと覆いかぶさってテンヤが動かなかったんですよ」。セオリー無視のビッグの奇襲。手も足も出なかった。

 「ノったよ、いい型だ!」とトモの大川勝利さん(63、横浜市)。左舷側に7人が並んでの片舷流し。2キロ前後を豪快に抜き上げた。ミヨシの望月恒夫さん(80、川崎市)も「きましたよ」とリズミカルな手繰りで同型を取り込む。「今シーズンは400グラム以下の小型は全く見ない」の船長のことばを証明するように、流し替えるたびに1~2キロサイズが1つ、2つと取り込まれる。そんな中「あっ、小さい!」の声。なんと300グラム級だ。直後、ジワッと遠慮がちに引っ張る感触。合わせる。心細い重さ。これも300グラム級。開幕から姿を見せなかった小型が立て続けに登場した。

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  • ほぼ同時にノり、ほぼ同時に取り込むシーンも出現した
  • これが“ゆでダコ”状態。あとは刺し身でも天ぷらでも
  • ひたすらコヅく。手を抜くとお宝は遠ざかる
  • 当日の仕掛け
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