2017.7.17 05:00

【甘口辛口】2場所連続途中休場にファンがっかり…横綱・稀勢の里は「説明責任」を果たすべし

【甘口辛口】

2場所連続途中休場にファンがっかり…横綱・稀勢の里は「説明責任」を果たすべし

■7月17日

 先週発表された報道各社の安倍内閣支持率は軒並み大幅ダウンした。不支持は朝日新聞が5ポイント減の33%、読売新聞が13ポイント減の36%などほぼ30%台。衝撃的だったのは時事通信で前月比15・2ポイント減の29・9%と30%を割り、歴代首相の多くが退陣に追い込まれた「危険水域」に足を踏み入れてしまった。

 この状況では国民が大きな不審を抱いている加計学園問題について、安倍首相は自ら説明しないと支持率の回復は難しいと判断したようだ。自民党が断っていた予算委員会の閉会中審査の出席に応じた。支持率減少は甘くは見られず時に致命傷にもなりかねないことを、そのあわてぶりが物語っている。

 支持率といえば、名古屋場所で2場所連続休場した横綱稀勢の里はどうだろう。新横綱の春場所、左上腕付近を痛めながら奇跡的な逆転優勝を飾ったときは100%近かったのではないか。しかし、左足首を痛めて休場した今回、けがの状況や今後について稀勢の里自身の口からは何も語られないことで、よけいがっかりしたファンも多かったろう。

 昔の横綱は休場即“雲隠れ”を得意にしたが、小池都知事のいうようにいまは何事も透明化、見える化の時代。このままではファンの心配は募るばかりだ。大横綱北の湖は途中休場すると会見し、地方場所の場合は「帰京せずに治療に専念する」と休場中の居場所も明らかにしていた。

 そう聞けばファンも納得した。安倍首相もようやく逃げない姿勢を見せた。稀勢の里もバックにファンがいることを忘れてはならないし、自分の口で話せば気持ちも楽になるだろう。“支持率”を下げないためにも、きちんと「説明責任」を果たすべきではないのか。 (今村忠)

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