2017.5.11 12:00

【竿々学々】東京湾のシロギス、釣果上向く! 腕が問われる釣り物に!?

【竿々学々】

東京湾のシロギス、釣果上向く! 腕が問われる釣り物に!?

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 ――師匠、東京湾のシロギスがとっても難しい釣り物になったと聞いたんですが、どういうことなんですか。

 「おお、去年の夏頃から東京湾のシロギスに異変が起きているのは確かだな。事の始まりは、例年なら夏になると、盤洲の水深3~5メートルの浅場で束釣り(100匹以上)は勿論、2束、3束といった数釣りが楽しめるんだが、去年はそれがなかったんだ」

 ――それってどういうことなんですか。

 「正直、俺にも分からんし、シロギス担当の船長達にも聞いてみたが、皆『これまでに経験のないことだって』言っていたな」

 ――シロギスってビギナーや子供たちにも手軽に釣れる釣り物の代表選手ですよね。それっていつの時期でも比較的簡単に釣れるってことなんですよね。

 「その通りだ。しかし、一時は超の字が付くベテラン達が真剣に釣っても30匹釣るのがやっとこさ-なんて状況だったからな」

 ――シロギスの魚影が薄くなっちゃったってことなんですか。

 「いや、そうではないようだ。一時はシロギスが固まっている(群れている)場所が分からず、それが原因と思われていたんだが、魚が居ても食わない、あるいは食いが悪いって状況もあったようだ」

 ――シロギスの釣果と言えば、下でも20、30匹、ちょっと上手い人なら70、80匹は釣れる釣り物という印象ですよね。超ベテランの人が30匹じゃ、2桁釣るのも大変じゃないですか。

 「お前の言う通りだ。先週あたりでもトップで20~30匹なんて船もあったからな。このままではシロギスは、腕が問われる釣り物になっちまう。幸い先週末辺りから、中ノ瀬以外の木更津沖でも釣れ出したようなので回復して来るとは思うがな…」

 ――シロギスは、やっぱり数釣りが楽しめなかったらつまらないですものね。

 「確かにな。良型シロギスをじっくり狙うのも面白いが、シロギス釣りの醍醐味は、やっぱり数釣りだからな」

 ――私、まだ師匠に1度も勝っていないので、シロギスはいつまでも数釣りが楽しめる釣り物であって欲しいです。このまま負けっぱなしで師匠が釣りを止めちゃったなんてことになるのは嫌ですからね。

 「大丈夫だ。まだ2年や3年は…」

 ――何を情けないこと言っているんですか。まだ10年は頑張って下さいよ。陽気もよくなって来たし、来週辺りシロギス釣りに行きましょうよ。

 「そうだな。大分暖かくなって来たし、久し振りに数釣りを楽しみに行くか。恐らく釣れ出すと思うよ」

 ――行きましょう。父にも言っておきます。

 「分かった。行こう」

 ――はい。楽しみにしています。

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