2017.4.19 12:02(1/2ページ)

ムギもいいけどスルメシャクれば手応えズシン

ムギもいいけどスルメシャクれば手応えズシン

スルメを挟んでヤリが2尾。うれしい特典付きのシーンが出現した=三浦半島沖・沖の瀬

スルメを挟んでヤリが2尾。うれしい特典付きのシーンが出現した=三浦半島沖・沖の瀬【拡大】

 ぜいたくな悩みだ。スルメイカを狙うかムギイカにするか。スルメの子供がムギだが、狙うポイントも仕掛けも全く違うので、一度に両方を…とはいかない。関東のイカ釣り基地として名をはせる神奈川県横須賀市の長井は今、悩ましい(?)決断を迫られる時期にある。スルメを選んだ。ズシンの手応えにひかれて長井新宿『栃木丸』に乗った。

 ナギの沖の瀬。水深200メートル前後で第1投の指示が出た。「反応は下から15メートルぐらい。底から誘って」と栃木稔宏船長。150号のオモリに導かれた仕掛けが一気に落ちていく。「早い人はノったよ! シャクってシャクって」。焦り気味に大きくシャクリながら誘い上げる。ガクッ。竿先が止められた。リーリングに入るとグイグイと引きっ放し。重い。そして、浮くまでが長い。ブランコ式7本ヅノの上から2番目と一番下に32~33センチが2尾。この後展開する「難しい釣り」など予想もできないシーンで幕が開いた。

 「どうしたら釣れるの?」と、左舷トモの藤生由里香さん(横浜市)。そのことばに代表されるように「反応はあるのにノる気がない状態」に突入した。打開策は? 「手を止めたら可能性もゼロだよ」(船長)のことば通りひたすらシャクるしかない。「きた!」と明るい声が響いたのは間もなくだった。女性の細腕で“水深200メートル”に挑戦し続けた藤生さんは、最後は5尾まで数を伸ばした。

 スタートから異次元の釣りを披露する人がいた。目黒誠志さん(48、北区)だ。2日前に101尾という数字をたたき出している。苦戦する11人を尻目に「単発が多いけど、ひと流しで5、6尾掛けるよ」と、上乗りでサポートする栃木拓船長も舌を巻く。左舷ミヨシの釣り座の後には船上干しがズラッと並び、最終的には45尾をマークした。2番手の常連さんが19尾だから、そのすごさがうかがい知れる。イカはいる。釣り人のウデ次第ということか。

【続きを読む】

  • 圧巻の船上干し。まるで夏の風情だ
  • おいしい肉厚スルメをゲット!
  • 体力勝負。ひたすらシャクってノせていく
今、あなたにオススメ
Recommended by