2017.4.6 12:00

【竿々学々】東京湾のトラフグ、今シーズンも有望か!? 3キロ、4キロ級が船中50匹以上の釣果も

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東京湾のトラフグ、今シーズンも有望か!? 3キロ、4キロ級が船中50匹以上の釣果も

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 ――師匠、去年、東京湾で大量のトラフグが釣れたじゃないですか。あれって去年だけの珍現象だったんですか。

 「いいや、俺は今年も釣れると思うけどな。元々東京湾にはトラフグはいたし、千葉県側を中心にそれを狙っている漁師もいた。ただ、昨年のように大量に捕れたことはなかったというだけだ」

 ――去年は何であんなにたくさん釣れたんでしょうね。

 「元々、東京湾にはトラフグの稚魚放流が行われていたんだが、毎年かなりの量の放流が続けられている。昨年釣れたトラフグを検証した専門家の話を聞いたんだが、8割方が東京湾で自然繁殖した個体だったそうだ。つまり放流魚は2割ほどであとは天然、つまり東京湾内で生まれ育ったトラフグってわけだ」

 ――へえ~、東京湾でトラフグが繁殖しているってことですか。

 「そういうこっちゃ。去年、大量に釣れた要因は、その繁殖場所を偶然発見した釣り船がいて、その近辺を中心にあの“大漁”状態が起こったということらしい」

 ――ということは、師匠の言う通り今年もトラフグフィーバーが起こる可能性は十分にあるじゃないですか。

 「そういうことだ。しかし、今年は漁師たちも目の色を変えて捕りにかかるだろうから、去年みたいなわけにはいかないかもしれんがな」

 ――トラフグのシーズンというか産卵期ですか、それっていつ頃なんですか。

 「去年、最初にトラフグを釣ったのは、実はフグ船じゃなかったんだ。横浜の“青物”狙いのルアー船が1人30数匹のトラフグ、それも3キロ、4キロという大型揃いを釣って来てフグ船の船長たちが仰天、翌日からトラフグフィーバーが始まったんだ」

 ――それっていつ頃の話ですか。

 「確か4月の半ばだった」

 ――えっ、もうすぐじゃないですか。そろそろ“気配”は出ているんですか。

 「この間、浦安のフグ船が1匹トラフグを釣ったと言う話は聞いたが、“通常”でもトラフグは釣れることはあるからな。その船長の話では、今年も同じ場所で釣れる保証はまったくないそうだ」

 ――トラフグの産卵場所が変わるということですか。

 「それも分からないそうだ。ただ、東京湾でトラフグが繁殖していることは確定したし、今シーズンもどこかで産卵が行われ、去年のように釣れる可能性もあるわけだ」

 ――フグ船に通って“幸運の遭遇”を待つのが一番ということですか。

 「そういうこっちゃ」

 ――間もなく、週末を中心に乗合船の混雑が始まるんじゃないか。

 「私も行って来ます」

 ――ああ、頑張れ。

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