2015.2.12 12:00

【竿々学々】深海の高級魚・メヌケ絶好調!4キロ、5キロ級も顔を出す

特集:
竿々学々

――師匠、メヌケとアコウって同じ魚ですか。

 「ほう、難しい質問だな。同じといえば同じ、違うといえば違うって感じだな」

――どういうことですか。

 「メヌケの仲間には、サンコウメヌケ、バラメヌケなどがおり、アコウにはアコウダイ、オオサガ(ベニアコウ)などがいるんだが、船長たちにも簡単には見分けがつかない。これらの魚は、深海から釣り上げるので、急激な水圧変化で目が飛び出してしまう。そのため、オオサガ以外は、みんな“メヌケ”と呼んでいる」

――ぞれじゃ、みんな“メヌケ”って思っていればいいんですね。

 「ああ、それで問題はない。いずれも味は絶品だからな。まさに深海の高級魚だ」

――父に聞いたら、今シーズンは好調だそうですね。

 「おお、茨城の波崎港と千葉の銚子外川港から専門の船が出ているが、4キロ、5キロの大型交じりで2桁釣果も記録されている」

――4キロ、5キロですか。1匹あれば家族全員で楽しめますね。

 「おお、このあいだ、銚子外川港の船宿から4キロ弱のを1匹送ってくれたんだが、前の家にも半身を分けてやって、ウチの家族も十二分に堪能できたよ」

――へえ~、どうやって食べたんですか。

 「まずは煮つけ、半分は味噌漬けにしたんだが、どっちも絶品だったな」

――うまそう~。私には話がなかったですね。まあ、いいです。今度自分で釣ってきますから。

 「父君の道具を借りていけば、お前にも十分チャンスがあるはずだ。船長に電話しておいてやるから、しっかり釣ってこいよ」

――はい。分かりました。あれって船長の言う通りにやればいいんですよね。

 「そうだ。逆に船長の言う通りにしなければ怒られるだけじゃなく、みんなに迷惑をかけるからな」

――分かっています。父にも十分言われていますから。

 「それなら大丈夫だろう。とにかく、一日に5、6回しかチャンスがない釣りだからな。自分の番がきた時には、スムーズに仕掛けを下ろせるようにしておくことが第一だ。モタモタしていると、その回は休むことになるからな」

――はい。それも聞いています。

 「よ~し、それじゃ、しっかり釣ってこい」

――はい。楽しみにしていて下さい。