2004年にカンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞した俳優の柳楽優弥が、8月29日午前2時半ごろ、100錠を超える薬物を多量摂取し、救急車で近くの病院に搬送されました。
東京消防庁などによると、急性薬物中毒だったそうですが、命に別条はないそうです。
大量摂取した薬の種類や服用時の状況が明らかになってないので何ともいえませんが、一部では自殺未遂ではないかともいわれています。
その可能性を示唆するのが8月16日付のブログの内容。「ここ1年間で俺、体調崩しちゃってました。露出が減ったのもその影響があるんだ」「一瞬ヘタレになった」「人は苦労したりどん底みたりすると、最強になるわ」などです。
また、彼をよく知る関係者は「カンヌでの男優賞が重荷になってたのでは」と指摘します。人見知りで言葉少ななイメージが強い彼ですが、同じ関係者は「すごく真面目で1つのことを一生懸命やる普通の子。だから何でもかんでも器用にこなすタイプでない。ナイーブな面もあった」とのこと。
カンヌ受賞前は目立った出演作はなく、無名の俳優だったのに、受賞を機にいきなり時の人となった。当時はシャイで人見知りが激しくて取材してもほとんど目を合わせてくれなかったくらいでした。でも、本人は以前とのギャップにとまどいながらもトントン拍子に入ってくる仕事を「すごく楽しい」とやりがいを感じているようでした。
それが、昨年の主演映画「包帯クラブ」以降は仕事が激減。最近はCMのみでドラマや映画の仕事はなかったそうです。
別の関係者は「カンヌでの男優賞をとったことと、最近の仕事にギャップを感じてたように思う。カンヌの賞を重荷に感じ、そこを変な風に考えて将来を悲観してしまったのかな」と分析してました。
最近では自分で新たな面を見つけようとラブストーリーものに出演したり、関西弁を巧みに操る風変わりな役に挑んだりと努力している姿を見てきただけに今回の一件は残念でなりません。
納村 悦子(のうむら・えつこ)
サンスポ文化報道部音楽担当。元プロテニスプレーヤー、さらに大手芸能プロダクションでマネージャー業を務めた経歴を持つ異色記者。ラケットをパソコンに持ち替え、取材される側から取材する側に回り、日々東奔西走。実は双子で、まったく同じ顔をした姉は『ヤンクミ』の異名を持つ高校教師。ギョーカイ最強といわれる女性フード・ファイター。ガチでギャル曽根との好勝負は必至。年齢社外秘。彼氏募集中。兵庫県出身。