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【なにやっ10】元ガンバ戦士・崎本さんの作る絶品スイーツ

2009.10.26 11:04
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 政権交代が成し遂げられても、景気のいい話はなかなか聞こえてこない。新たな職探しに奔走している人もいるかもしれない。そんな世知辛い世の中だから、甘〜い話をお届けしたい。

 とある日のG大阪のクラブハウス、洋菓子特有の甘美な香りが充満していた。においをたどって行き着いた先にいたのが、元ガンバ戦士の崎本晋輔さんだ。2001年に関大一高からG大阪に入団。「使われるタイプ」のMFとして期待されたが、3年間でリーグ戦出場はわずか2試合。03年オフに戦力外通告を受けた。途方に暮れた21歳の冬。プロアスリートの厳しい現実に直面した。04年はJFLの佐川急便でプレーを続けたが、思い切って区切りをつけた。

 「もともと食べることが好きだったんで」

 百貨店や有名店を食べ歩き、2人の兄と男前3兄弟の共同経営で、08年に阪神西宮駅前に「パティスリーブラザーズ」を開店した。元Jリーガーの色モン商売ではなく、味で次々とファンを獲得。わずか1年あまりで、阪神百貨店やなんばCITYに計4店舗を出店するまでに。和三盆と黒糖のやさしい甘みが広がる「えびすロール」は、関西ウォーカーの地名ロールランキングで第1位になった。

 そんな成功報告を兼ねてクラブハウスを訪問し、万博競技場周辺の出店が集まる美味G横丁への出店も決まった。セカンドキャリアで大きくなったその背中は誇らしげで、旧交を温めた選手らに心からの祝福を受けた。なかには、自身のセカンドキャリアの就職先として売り込みをかけるスタッフも…。雇われる側から野党側へ、完全な形勢逆転だ。

 現役時代とは違い、使うプレーを覚えた同い年の崎本さん。いっぱい宣伝したんで、なんかあったときはお願いします!!

川端 亮平(かわばた・りょうへい)

川端亮平1983(昭和58)年3月15日、大阪府生まれ。関大卒。05年4月入社。阪神担当一筋で現在4年目。野球、サッカー、ラグビー、ハンドボールといずれも芽が出ず、体重が80キロを超えた18歳にアスリートを引退。以後、見聞録側に回る。



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