北京五輪ニュース

2008年04月21日 更新

【水泳】メダル5個いただく!上野監督「最低でも決勝進出」

 競泳の上野広治日本代表監督(48)=写真=は20日、北京五輪代表選考を兼ねて行われた日本選手権の結果について、「日本記録を突破して代表になってもらいたかった」と不満を口にした。

 派遣標準記録を突破した男子16人、女子15人が同五輪代表にそれぞれ決定。日本新記録は8個生まれたが、五輪で3位以内を想定する派遣標準記録Sは5人、8位以内のIは7人にとどまった。「最低でも決勝に進出してもらいたい」と全体の底上げを今後の課題とした。

 北京五輪でのメダル獲得目標は5個。男子100、200メートル平泳ぎの北島康介(25)=日本コカ・コーラ=で2つ、女子100、200メートルバタフライの中西悠子(26)=枚方SS、同100、200メートル平泳ぎの種田恵(21)=JSS長岡=で1つずつ、男子400メートル混継でのメダル奪取を期待した。

◆男子100バタ 岸田真幸

「頑張りました。ずっと1年間つらい練習をしてきて、本当に優勝できてよかった」

◆男子100バタ 藤井拓郎

「本番では負けないよう頑張る。記録(前日の日本新)を意識せず、全力で頑張ろうと思った」

◆男子400混継 佐藤久佳

「優勝よりもずっと派遣記録を狙ってやってきた。ベストより遅い。努力が足りなかった」

◆女子400混継 上田春佳

「すごいうれしい。(スタートが)極端に遅かった気がしたけど、そこは焦らずに後半勝負でいった」

◆女子200平 種田恵

「200メートルは日本記録を出して五輪に行きたかった。やってきたことをすべて出し切るしかないと思って頑張った」

◆女子200平 金藤理絵

「まだあんまり実感がないが、(五輪代表に)選ばれてよかった」

■岸田 真幸(きしだ・まさゆき)

 1985(昭和60)年11月24日、東京都生まれ、22歳。男子100メートルバタフライ。07年ユニバーシアード代表。アリゾナ大出。アクラブ調布所属。1メートル80、80キロ。

■藤井 拓郎(ふじい・たくろう)

 1985(昭和60)年4月21日、大阪府生まれ、22歳。男子100メートルバタフライ、200メートル個人メドレー。07年日本学生選手権で日本歴代2位の記録をマーク。早大出。コナミ所属。1メートル84、75キロ。

■佐藤 久佳(さとう・ひさよし)

 1987(昭和62)年1月12日、北海道生まれ、21歳。男子400メートル混継。05年に100メートル自由形で日本人として初めて50秒を、07年に49秒を突破。日大所属。1メートル79、69キロ。

■上田 春佳(うえだ・はるか)

 1988(昭和63)年4月27日、東京都生まれ、19歳。女子800メートル継、400メートル混継。05、07年世界選手権代表。06年アジア大会800メートルリレー2位。日大。東京SC所属。1メートル77、67キロ。

■種田 恵(たねだ・めぐみ)

 1986(昭和61)年9月20日、北海道生まれ、21歳。女子100、200メートル平泳ぎ。200メートル平泳ぎで05年世界選手権4位、07年に日本記録を樹立。神奈川大。JSS長岡所属。1メートル61、59キロ。

■金藤 理絵(かねとう・りえ)

 1988(昭和63)年9月8日、広島県生まれ、19歳。女子200メートル平泳ぎ。07年ユニバーシアード2位。東海大所属。1メートル74、62キロ。

★6月に北京五輪壮行会

 日本水連は20日、競泳のジャパン・オープン2008を6月6日から3日間、東京辰巳国際水泳場で開催すると発表した。北京五輪壮行会と7月の世界ジュニア選手権(メキシコ)代表選考会を兼ね、五輪代表選手にとって調整の場となる。