北京五輪ニュース

2008年04月07日 更新

【柔道】男子73キロ級の金丸が代表決定「責任感じている」

 全日本柔道連盟は6日、福岡市内で強化委員会を開き、男子73キロ級の金丸雄介(トヨタ自動車)ら北京五輪代表(出場枠を獲得していない男女6階級は代表候補)12人を選んだ。

 男子60キロ級で五輪4大会連続制覇を目指した野村忠宏(ミキハウス)は落選。5日の全日本選抜体重別選手権を制した平岡拓晃(了徳寺学園職)が代表候補となった。

 代表候補選手は五輪出場枠獲得を目指してアジア選手権(26、27日・韓国)に臨む。

 男子100キロ超級は全日本選手権(29日・日本武道館)、女子78キロ超級は全日本女子選手権(20日・横浜文化体育館)の後に代表を決定する。

■金丸 雄介(かなまる・ゆうすけ)

 1979(昭和54)年9月14日、石川県生まれ、28歳。柔道男子73キロ級。世界選手権は01年に2位、昨年は3位となった。07年フランス国際で優勝。筑波大出。了徳寺学園職所属。1メートル70。

◆男子73キロ級・金丸雄介

「ほっとしている気持ちもあるが、必ず金メダルを取らなくてはいけないという責任を感じている。金を取るためにやるべきことをしっかりやっていきたい」

★平岡、実感わかない−男子60キロ級

 五輪3連覇の野村を押しのけて男子60キロ級の代表候補に選ばれた平岡は「実感がわかない」と緊張した様子。実績は野村が大きくリードしており、前日の優勝にも「選ばれるのか不安で寝られなかった」と打ち明けた。北京五輪出場にはアジア選手権での出場枠獲得が必要。「平岡が世界で優勝する、というのを胸に秘めて頑張りたい」と決意を口にした。

★桂治オール一本!男子100キロ級

 男子100キロ級の鈴木は股関節痛や花粉症などで体調は万全ではなかったという。だが1回戦から決勝まで、すべて一本勝ち。力を見せつけ「不安な部分がある中でこの結果は自信になる」と、心地よさそうに汗をぬぐった。アテネ五輪では100キロ級の代表を井上に譲り、100キロ超級で金メダル。今回は本来の100キロ級で代表候補になった。「100キロ級の集大成として、アジア選手権で出場枠を取って、北京では金メダルを取る」と力強かった。

■アジア枠

 日本は昨年の世界選手権で5位以内に入った男子2階級(73キロ級、100キロ超級)、女子は70キロ級を除く6階級で北京五輪出場権を獲得。残る階級はアジア枠(各階級男子5カ国、女子3カ国)での出場を目指す。同枠は06年アジア大会、07年アジア選手権、今回決定した代表候補が出場する26、27日のアジア選手権(韓国)で獲得したポイントを合計して争う。