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星野監督が帰国…WBC監督要請に前向き (2/2ページ)

2008.8.25 05:20
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星野監督が帰国…WBC監督要請に前向き
星野監督はじめ、スタッフ、選手は全員が険しい表情で成田空港の到着ロビーに現れた(撮影・戸加里真司)【フォト】

 激しいフラッシュが、非難と叱責(しっせき)に感じた。メダルすら持ち帰れなかった、屈辱の帰国会見。星野監督は、「相当の批判を浴びる覚悟でいます。フラッシュの嵐も覚悟していました」と、頭を下げた。

 「ここは“被告席”みたいなもの。ここの席にいる人たちに『申し訳ない』と言わせている私は、情けない」

 敗軍の将としての責任はすべて受け止めた。だが、その目は決して、あきらめを意味しているわけではなかった。

 会見10時間前の北京。指揮官は、批判を覚悟の上で、今後について語っていた。日本プロ野球組織(NPB)から、一本化には至っていないが水面下の打診を受けている、WBC監督問題についてだった。

 「おれが決めることじゃない。最終的にはおれが決めることやけれど…。今はそこまでは考えていない」。星野には任せられない。そう言われればそれまで。しかし、自らは負けたままで、終わるつもりはなかった。「常にチャレンジで来た60何年だった。次の目標? 失敗してもチャレンジするのが、おれの人生。そうやってきたんや」。WBCに限定してのコメントではないが、自らの意志はキッパリと主張していた。

 当然、激しい反発も覚悟している。たたかれて、責められて、そこでやめるのは簡単なことだが、自らの生き方に反する。「失敗してたたかれたら、もう夢を言わない、語らない、チャレンジしないでは、誰も夢を語らなくなる」と、言葉に力を込めた。

 すでに、松井秀(ヤンキース)の契約上の問題や、左ひざの状態などを親しい関係者に調査するなど、次に向けたアクションにも出ている。

 「もっといい会見であればよかったですが」

 静かに“ざんげ会見”を締めた指揮官。必ずもう一度、立ち上がる。どんな逆風の中でも、闘将であり続ける。(堀啓介)



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