柔道男子100キロ超級(15日、北京科技大体育館)初出場の石井慧(21)=国士舘大=が金メダルを獲得した。前日まで66キロ級を制した内柴正人(旭化成)以外、メダルなしと不振だった日本男子だが、最重量級で2つ目の金メダルが生まれた。
日本男子が五輪の最重量級を制するのは、前回アテネ大会100キロ超級の鈴木桂治(平成管財)に続き2大会連続。
石井は攻めの柔道を貫いた。4回戦の強豪トメノフ(ロシア)戦など5試合中、4試合で一本勝ちする見事な優勝だった。
石井は2年前、全日本選手権を史上最年少で制した逸材。180センチとこの階級では決して大きくないが、体格で上回る選手を切れのある技で破り、日本勢で今大会6個目の金メダルを手にした。(共同)
石井慧
「自分が優勝できたのも、サポートしてくれたみんなのおかげです。決勝戦の戦いが自分の柔道。冒険をせずに完全に勝てばいい。今はしばらく遊びたい。練習したい」
斉藤仁・柔道男子監督
「石井はよくやってくれた。試合前、おまえは世界一のけいこをやっているので自信を持ってやれと伝えた。全日本の王者は世界一じゃなければいけない」