2007年11月29日 更新
「性懲りもなく金めざす」テコンドー岡本、五輪出場枠獲得

テコンドーの北京五輪アジア予選女子67キロ級で3位となり、表彰式で笑顔を見せる岡本依子=29日、ホーチミン(共同)

テコンドーの北京五輪アジア予選女子67キロ級で3位となった岡本依子(右)=29日、ホーチミン(共同)
テコンドーの北京五輪アジア予選は29日、ホーチミンで行われ、女子67キロ級でシドニー五輪銅メダリストの岡本依子(セレクション)が3位となり、日本にこの階級の五輪出場枠をもたらした。
全日本テコンドー協会は年明けの強化委員会で五輪代表を決める。同級は強化指定選手が少なく、岡本の3大会連続出場が有力となった。
岡本は準決勝でカザフスタン選手に0−1で惜敗したが、3位決定戦でイラン選手を3−1で下した。
男子68キロ級の樋口清輝(熊本県協会)は3回戦で敗れ、同級の日本の五輪出場はなくなった。(共同)
★3大会連続五輪有力の岡本「性懲りもなく金めざす」
「性懲りもなく金メダルを目指したい」。女子67キロ級の3位決定戦に勝って日本の五輪出場枠を獲得、自身の3大会連続の五輪出場も有力とした岡本は涙を流しながら、北京での目標を掲げた。
1、2回戦と順調に勝ちを重ねたが、準決勝で惜敗した。日本選手団の金原昇団長は「前に出て動きは良かったが、迷いも見えた」と、五輪出場枠が懸かった試合でのプレッシャーを指摘した。
イラン選手との3位決定戦では、2ラウンド終了時まで双方がけん制を続けて1−1。最終3ラウンドで岡本がけり2発を立て続けに決め、決着させた。
シドニー五輪で銅メダルに輝き、前回のアテネ五輪は国内統括団体の分裂で出場が危ぶまれた。金原団長から「嫁にも行かずに日本選手団を支えてくれている」と冗談めかされる36歳は「北京五輪を最後に引退する。これまでのすべてをぶつけたい」と決意を語った。(共同)

