夏季五輪ヒストリー

 

第28回アテネ大会
日本、最多タイの金16個

メダル獲得ベスト5
国名
米 国  35 39 29
中 国  32 17 14
ロシア  27 27 38
豪 州  17 16 16
日 本  16 12

近代五輪発祥の地アテネで108年ぶりに開催されたが、準備が遅れに遅れ、開幕ギリギリまで工事が続けられた。米中枢同時テロ、イラク戦争の後、初めて開催された夏季五輪。ギリシャ政府はシドニー五輪の3倍規模の厳重な警備態勢を敷き警察、軍から約7万人を動員して開幕日を迎えた。欧州各国も五輪警備に協力。日本を含む各選手団も警備担当を帯同して安全を図る異例の大会でもあった。

日本は、競泳や体操、柔道の伝統競技に加え、陸上2種目と新種目のレスリング女子で優勝を重ねた。金メダルはこれまで最多だった1964年東京五輪と並ぶ16個。銀は9個、銅は12個で、メダル総数は史上最多の計37個に達し、日本スポーツ史に残る躍進ぶりを世界に示した。

今大会はドーピング(薬物使用)違反が後を絶たず、最終日には陸上男子ハンマー投げで優勝したアドリアン・アヌシュ(ハンガリー)が金メダルをはく奪され、室伏広治(ミズノ)の繰り上がり優勝が決まった。国際オリンピック委員会(IOC)にとっては、薬物一掃が大きな課題として残った。

 

■第28回アテネ大会(ギリシャ)

・2004年8月13〜29日
  ・28競技301種目
  ・202カ国・地域1万1099選手参加