夏季五輪ヒストリー

 

第24回ソウル大会
ベン・ジョンソンがドーピングで失格

★南北朝鮮の共同開催案は消滅
メダル獲得ベスト5
国名
ソ  連 55 31 46
東ドイツ 37 35 30
米  国 36 31 27
韓  国 12 10 11
西ドイツ 11 14 15
14 日  本

東西のトップアスリートが3大会ぶりに集結した一方、南北朝鮮の共同開催案は紆余曲折を経て消滅。当初の予定どおり韓国のみの開催となった。この大会の最大の話題は、なんといってもベン・ジョンソン(カナダ)のドーピングによる失格だろう。

9月24日、陸上競技男子100メートル決勝で9秒79という驚異の世界新で宿敵カール・ルイス(米国)を破ったが、26日に筋肉増強剤の使用が発覚、27日に金メダルと世界記録が抹消されたのだ。女子短距離3冠で今なお破られない世界記録を持つフローレンス・グリフィス・ジョイナー(米国)も10年後に38歳の若さで急死している。

日本勢は競泳男子100メートル背泳ぎでバサロ泳法の鈴木大地が金メダルを獲得してヒーローとなったが、柔道は金メダルが95キロ超級の斉藤仁1人だけという“惨敗”を喫した。ほかにレスリングの佐藤満と小林孝至が優勝したものの、日本の金メダルはこの4個だけに終わった。

■第24回ソウル大会(韓国)

・1988年9月17日〜10月2日
  ・23競技237種目
  ・159カ国8473選手参加