夏季五輪ヒストリー

 

第21回 モントリオール大会
体操日本が男子5連覇

★「白い妖精」ナディア・コマネチ登場
メダル獲得ベスト5
国名
ソ連 49 41 35
東ドイツ 40 25 25
米国 34 35 25
西ドイツ 10 12 17
日本 10

体操で日本が男子団体総合5連覇を達成するなど金3銀4銅3の活躍をした一方、女子では新たなヒロインがヒロインが誕生した。「白い妖精」と謳われたルーマニアの14歳、ナディア・コマネチだ。正確無比な演技で、初日の規定の段違い平行棒で五輪史上初の10点満点をマークしたのを皮切りに、合計7回の満点を記録。個人総合優勝のほか、種目別でも金メダル2個を獲得した。

日本勢は白井貴子を中心としたバレーボール女子が東京五輪以来の金メダル奪還。レスリングで2個、柔道で3個の金メダリストが生まれた。初めて出場したバスケットボール女子が5位入賞と健闘し、1メートル62と小柄な生井けい子が5試合で102得点を挙げて得点王になった。

ただ、ずさんな計画とオイルショックによる物価の高騰で大会運営費が当初の予算から4倍以上の13億ドルに膨れ上がり、カナダ国民は重税に苦しむことに。84年大会の開催都市を決める78年5月のIOC総会に名乗りを挙げたのはロサンゼルス(米国)だけだった。

■第21回モントリオール大会(カナダ)

・1976年7月17日〜8月1日
  ・21競技198種目
  ・92カ国6043選手参加