夏季五輪ヒストリー

 

第18回 東京大会
アジアで初の五輪

★柔道と女子バレーボールが正式競技に
メダル獲得ベスト5
国名
米 国 36 26 28
ソ 連 30 31 35
日 本 16
ド イ ツ 10 22 18
イタリア 10 10

アジアで初の五輪。日本にとっては1940年の第12回大会開催を返上(のちに中止)して以来、悲願達成となり、柔道と女子バレーボールが正式競技・種目に加えられた。

10月10日午後3時9分、早大陸上部の坂井義則によって聖火が点され、国を挙げてのビッグイベントがスタート。日本選手の金メダル第1号は重量挙げフェザー級の三宅義信。上武洋次郎らレスリング陣は5個の金メダルを量産。個人総合優勝の遠藤幸雄を主軸とする体操陣も金メダル5個を荒稼ぎした。

「東洋の魔女」がソ連を下した女子バレーボール決勝のテレビ視聴率66・8%(関東地区)はスポーツ中継の不滅のナンバーワン。マラソンでは世界初の完全生中継が実現したが、当時の機材では先頭のアベベしか映せない。アベベが五輪2連覇を達成した約2分後、円谷幸吉が競技場に入ってくると観衆の目はくぎ付けにした。全4階級制覇が期待された柔道では無差別級の決勝で神永昭夫がアントン・ヘーシンク(オランダ)にけさ固めで敗れ、衝撃が走った。日本の金メダル16個は米国、ソ連の2強国に次ぐものだった。

■第18回東京大会(日本)

・1964年10月10〜24日
  ・20競技163種目
  ・93カ国5133選手参加