2008年05月05日 更新
【大学】早大・斎藤、高校時代のライバルと646日ぶり勝負!

ライバルとの対決に負けられない。一回二死一、二塁、斎藤は折れたバットをよけて一塁ベースカバーに入った(撮影・今野顕)
東京六大学野球第4週第1日(4日、神宮)早大と慶大が先勝した。斎藤佑樹投手(2年)が先発した早大は、立大・仁平(にひら)昌人投手(2年)に苦しんだが、終盤に逆転して7−1で勝利。斎藤は完投で今季3勝目、通算11勝目をあげた。
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友人だからこそ、負けられなかった。立大の右腕・仁平との投げ合い。斎藤が“男の意地”で、4安打1失点の完投勝利をあげた。
「仁平もいい投球をしていたので、負けられないと感じた。相手が相手なので、先にマウンドを降りられないと思った」
日大鶴ケ丘高出の仁平とは同い年で、早実高時代から好敵手だ。06年4月29日の春季都大会準決勝では、6−7でサヨナラ負け。高校最後の黒星を喫した。同年7月28日、夏の西東京大会準決勝でも投げ合い、今度は早実高が5−4でサヨナラ勝ち。以来646日ぶりとなる大学初対戦だった。今でも携帯メールの交換をし、オフには食事に出かける仲だけに、アドレナリンが出た。
前夜(3日)、父・寿孝さん(59)、母・しづ子さん(48)とともに、都内の兄・聡仁さん(22)の自宅で、斎藤がリクエストしたうなぎ弁当を食べながら家族水入らずの楽しい時を過ごした。今季2度目の完投の裏には、この日も球場に駆けつけた家族の愛情もあった。
「(1回戦を任され)自分がやらなきゃいけないと感じています」。エースの自覚が増した佑ちゃんは、リーグ戦4連覇に向けて熱投を続ける。
(近藤安弘)
★立大・仁平「飛ばしすぎた」
立大の仁平は「前半飛ばしすぎ、大事なところで甘くなった」と6回4失点の黒星を悔やんだ。斎藤との投げ合いの意識は「多少あった」といい、五回一死三塁のピンチではファウルで粘る斎藤を意地で空振り三振に打ち取った。「あさって(3回戦)また投げるかもしれないので」と再対決を期していた。







